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名付けの基礎知識「使える字と使えない字」(2ページ目)

赤ちゃんに名前を付けるとき、「親がよければどんな名前でもいい」と思っていませんか?名付けには基本的なルールがあります。常用漢字と認められた人名用漢字、ひらがな、カタカナ以外は使えません。

高祖 常子

執筆者:高祖 常子

子育てガイド

名前の長さや読み方

●名前の読み方
名前に使う漢字の読み方にも、規定がありません。

漢和辞典でたとえば「海」を調べると、「カイ」「うみ」という読み仮名が表示されていますが、これ以外の読み方をするのも可能ということ。

辞書には「人名」という読み方の例が書かれている場合もあり、人名では「あま」「うな」「ひろ」「ひろし」「み」(『例解新漢和辞典』三省堂より)と読ませる場合もあります。

また、上記に限らず、「海」と書いて「マリン」と読ませている方もいます。

つまり、「あて字」(漢字の本来の意味に関係なく、音や訓を借りてあてはめた漢字:『国語辞典』岩波書店より)はもちろん、こう読ませる(漢字自体の音や訓もあてはまらない)という考え方もOKと言うことです。

ただし、漢字からは明らかにイメージしにくい読み方をつける方も少なくないようですから、名前の長さと同様、赤ちゃんのためにもあまりにも読めない読み方にするのは、避けた方がいいと思います。



<関連リンク>
「名前で使いたい漢字の「名付け」エピソード」
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