映画祭最終日(海の日)
それはそれで素晴らしく、こんな映画をたくさんの人に観てほしいなあと思うのですが、レズビアン&ゲイ映画祭としてはもう少しゲイやレズビアン自身のリアリティを表現した作品があったら…と思った方は多いはず。映像製作のハードルが下がり、誰もが映画を作れる時代でもありますし、ぜひ来年は、みなさんも応募してみてください! 映画祭20周年の優勝者はあなたかもしれません!
『波に流れて』の上映後、感動的な雰囲気のなかで、クロージングセレモニーが行われました。映画祭代表の宮沢さんがちょっと感極まって目を潤ませるシーンもあり、満場の大きな拍手が贈られ、本当にあたたかく、素晴らしいコミュニティイベントだと感じました。
映画祭2weeksを振り返って
『シングルマン』など、世界的に話題になっている良質な作品を集めてきてくれるスタッフの方の熱意に大きな拍手を贈りたい、心から感謝したい気持ちです。
映画祭が一度も休むことなく19年も続いてきたというのはは、本当にスゴいことです。ゲイシーンでそんなに長く続いているコミュニティイベントは他にありません(その次が今年で14回目を迎えるレインボーマーチ札幌です)。ゲイシーンだけでなく、世間一般でもなかなかないことですよね(美里さんの西武球場ライブが20年。あとは『放浪記』くらいでしょうか)
映画祭は、初め、川口隆夫さんという方が代表を務めていて、10回目くらいで若い女性の方が代表になり、そのあと宮沢さんに交代して、ずっとここまで来ています。たぶんですが、宮沢さんの人柄によるところも大きいのかな?と思います。誰も責めたりしないような、ほんわかとしたキャラクター、超然とした感じ、それでいて、何かあったら自分が責任を取るという男らしさ。(こちらに代表の宮沢さんへのインタビューが載っています)
来年は20周年。きっとさらに盛り上がることと思います。今から楽しみです!