セクシュアルマイノリティ・同性愛/ゲイライフ

超クィア!超コミュニティ!NLGR2010(3ページ目)

6月4日~5日の2日間、名古屋のコミュニティイベント「NLGR2010」が開催されました。天気にも恵まれ、全国からたくさんの人たちが集まり、あたたかく、楽しく、盛り上がりました。

後藤 純一

執筆者:後藤 純一

同性愛ガイド

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同性結婚式~フィナーレ




客席の真ん中からステージまで白いバージンロードが敷かれ、客席のいちばん前に親族席が設けられ、同性結婚式がスタートしました。今年はたじ吉さん&熊姫さん、ひろしさん&よしたかさん、がんたつさん&くまひろさんの3組のゲイカップルと、マサさん&スーザンさんのレズビアンカップルが式を挙げました。

たくさんの観客(ゲイやレズビアンだけでなく、近所の家族連れの方たちなども)が見守る中、愛する人と手をつなぎ、一歩一歩バージンロードを歩いてゆく二人。ステージに上がると、女性の牧師さんが男女の結婚式と全く同じように、式を執り行ってくれました。「病めるときも健やかなるときも愛することを誓いますか?」という本式の宣誓を行い、指輪や誓いのキスを交わすと、会場からは大きな拍手が起こります。そして、牧師さんが「神が結ばれたこの二人を、なんぴとも引き離すことはできない」という言葉を述べて(感動です)、二人がまたライスシャワーを浴びながらバージンロードを歩いて戻り、ブーケを投げ(観客、大盛り上がり)、式が終了しました。

同性結婚式
ゲイカップルの3組はそれぞれおそろいの、かわいらしかったりオシャレだったりなコスチュームで参加していました。一方、レズビアンカップルのお二人は、スーザンさんがウェディングドレス、マサさんがタキシードというスタイルでした。

親族席では、マサさんのお母様と妹さんが「いろいろ大変だったけど、本当によかったね」と手を取り合って泣いていました…その姿を見て、今までの苦労を想像し、こちらも思わず、もらい泣きしてしまいました。

いよいよ2日間にわたったお祭りもエンディングを迎えました。
実行委員をつとめた方たち(エンジェルライフ名古屋のチャオさん、LIFE東海のシンジさん、T's barの菊さん、名古屋で活躍するタレントの高倉唯さん、「gid.jp」東海支局長の安間優希さん)がステージに上がり、ご挨拶しました。女子代表で今回初めてNLGRの実行委員をつとめた唯さんは感極まって号泣…再びもらい泣きしてしまいました。

最後に、スタッフや出演者の方などもステージに上がり、「世界にひとつだけの花」を手話付きで合唱し、あたたかで感動的だった2日間のイベントは幕を閉じました。

結婚式を挙げたお二人にインタビュー


イベント終了後、簡単にではありますが、ひろしさん&よしたかさんのお二人に、結婚式の感想などを聞いてみました。

――お二人はおいくつですか? 今日はどちらから?
ひろしさん:自分は36で彼は32歳。今日は横浜から来ました。横浜のコミュニティセンター「SHIP」でボランティア活動に参加したりしています。そこでNLGRの同性結婚式のことを知りました。

――結婚式はいかがでした?
よしたかさん:まさか結婚式ができるとは思ってなくて…とてもうれしいし、感動しています。これから苦労もあるかもしれないけど、支え合って生きていきたいと思います。

――結婚式を挙げようと決めた気持ち、思いを聞かせてください。
ひろしさん:自分はバイセクシュアルで、20歳で結婚して15年間暮らし、子どもも2人います。いろいろあったけど、去年離婚が成立して、彼といっしょに生きていく道を選びました。でも日本って同性で結婚できない、どうしたらいいんだろうと考えて、養子縁組という形で籍を入れたんです。それから、NLGRのことを教えていただいて、結婚式もやろうと決めました。将来的に同性結婚できる日本になればいいなと思っていますし、そういう活動をしていきたいという気持ちもありました。

――どうもありがとうございました。末永くお幸せに!
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