セクシュアルマイノリティ・同性愛/ゲイライフ

あなたにも「できる!」HIVについての何か(3ページ目)

ゲイバーやクラブなどに素敵なお役立ちグッズを配布する「できる!」キャンペーンが12月1日からスタートしました。HIV感染を早めに知ることの意味や、感染した後の生活を支えるための情報を発信しています。

後藤 純一

執筆者:後藤 純一

同性愛ガイド

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このコーナーでは、自称「バカップル」なじゅん(ゴトウのことです)とあさこ(ダンナのことです)、二人の何でもない日常の1コマを毎回お送りします。
と言っても、うちらには「♂♂ゲイです、ほぼ夫婦です」の歌川さんとツレちゃんのような爆笑イベントはそうそう訪れたりしません。つきあって9年目でもあり、どっちかっていうと、会話も少なく、淡々とした暮らしぶりです。僕は僕で原稿書いたり、いろんなことしてるし(女装ショーの準備とか)、ダンナはダンナで趣味の音楽あさり(DJの準備)や筋トレにいそしみます。おたがい干渉せず、でも、ご飯を一緒に食べたり、同じ布団で寝たり、そんな日々なのです。
 
そんなわけで、このコーナーのタイトルは「お気に召すまま」にしてみました(オーバー40な方はお気づきかもしれませんが、じゅんとネネがそんな曲を歌ってましたよね♪)

「お気に召すまま」第1回:家庭内別居


しょっぱなから別居かよ、というツッコミを期待しつつ。
 
実は先週、10年ぶりくらいにインフルエンザにかかりました。

僕は見ての通り、体がひ弱なので、年に1回か2回は風邪をひきます。僕が風邪をひくと、ダンナはまずコンビニでビタミンC飲料やらポカリやらをドサっと買ってきます。料理なんてまるでできないのに、一生懸命うどんとか用意してくれることもあって。熱がひどい時には体の汗を拭いてくれたり(まるで介護されてる気分。とてもエロいとか思う余裕はありません)、かいがいしく看病してくれるのです。
ダンナはこういう「いざ」という時の行動力がスーパーマン並み。非常に頼りになります。病気した時って気持ちもかなり弱ってるので、そういうことがえらく身にしみます。ありがたいなあと、幸せをかみしめます。
 
なのですが、今回はちょっと事情が違いました。うちらがつきあって以来、初めてのインフルエンザ感染。ダンナにうつしたら大変…申し訳ないと思い、お医者さんに「同居してるパートナーがいます」と伝え、うつさないコツを伝授してもらい、ふだんは全くいっしょな生活空間を完全に別々にすることにしました。僕は寝室で生活し、ダンナはリビングで生活。ダンナが部屋にご飯を持って来てくれたり、コンタクトが必要な時は必ずマスクをし(ちょっと「未知との遭遇」な感じ)、その後は必ず手をアルコール消毒。あとは基本的に別居です。数日間、とてもさびしかったですが、おかげで見事に感染を防ぐことができました!
僕のひ弱な体はウィルスに負けたけど、ダンナにうつさずにすんだのは「勝利」でした(気分は「サインはV」)

そんな数日間の家庭内別居を経て、今はいつも通り、同じちゃぶだいでご飯を食べ、同じ布団で寝ている日々です。

…とまあ、こんな感じで、二人の日常生活のなにげないことを毎回「おまけコーナー」のようにお送りしていきます。(はっ!「じゅん吉・あさこのおまけコーナー」にすればよかったかも…って、それもネタ古すぎですね)
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