初心者の方にオススメなバー「アイランド」
19時過ぎ、「akta」をあとにして、初めてのゲイバーとしてゴトウがイチオシするバー「アイランド」へ向かいました。
前職の歌川さんもオススメしていましたが、「アイランド」は、その人徳に定評のある優しいマスターと若いスタッフさんがおもてなししてくれる、とても雰囲気のよいお店です。騒がしすぎず、適度に明るく、品よく、誰もが楽しめるような心配りがうれしいお店。入れ替わりが激しい二丁目で14年も続いているという実績と人気が、その魅力を証明しています。ホームページにも書いてあるように、初心者の方にピッタリなお店でもあります。お客さんも若い人からアダルトな方まで幅広く、いい出会いも期待できそうですし、恋愛相談や、いろんなお悩みの相談にも乗ってくれます。
さて、初めてのゲイバーのドアを開けてお店に入ったtakaクン、初めこそ緊張していましたが、マスターのラクさんがいろいろお話してくれて、だんだんリラックスしてきたようでした。ちなみに「どんな人がタイプなの?」と聞かれて、「30歳くらいまでで、やさしい人がいいです」とお返事したり、だんだん会話がはずんできました。
バー『アイランド』でのtakaクン。カウンターの中でお話しているのがマスターのラクさん。素晴らしい方です。 |
ゲイバーで友達を作ったり彼氏を見つけたりしたいけど、なかなか二丁目に来る勇気がなかったというtakaクンに、ラクさんは二丁目のベテランとしていろいろアドバイスをくれました。「二丁目のゲイバーはぜんぜん怖くないよ。ぼったくられたりもしないし。路上に立ってて声をかけてくる人には注意が必要かもしれないけど、お店に入ったら安全」「いろんな年代、いろんな職業の人たちとお話できるっていうのはゲイバーならでは。いろんな出会いを楽しんでみて」「友達は本当にすぐできるよ。どこかほかの店に行ってみたいと思ったら、お店の人やお客さんに聞いてみたらいいと思う。ひとりで行くのは勇気がいるけど、連れてってくれる人もいたりするし」
そうこうするうちに、お店のお客さんが、初めてゲイバーに来た20歳の子と聞いて、ビールをごちそうしてくれるという場面もあり、takaクンはプチ「モテ」体験もできました。
お酒がガンガン飲めるわけでもなく、ギャーギャー騒がしいのも苦手だというtakaクンは、「アイランド」のお話しやすい雰囲気がとても気に入ったようでした。最後には「できれば、ここで週1回くらいアルバイトしてみたいな」とも言ってました。
20時半過ぎ、僕らはお店をあとにしました。takaクンは「なんだか二丁目のイメージが変わりました。またぜひ来たいです」と笑顔で言ってくれて、それこそまさにゴトウが願っていたこと!とうれしく思い、本当によかったなぁ…とほっとしながら帰路につきました。