成分表示(義務項目)
次に、健康食品として表示が義務付けられているものとして、成分表示があります。成分表示で義務付けられているのは、熱量・たんぱく質・脂質・炭水化物・ナトリウム(塩分)です。この5項目の中で気をつけておきたいのはナトリウム。ナトリウムは塩分のことを指しています。フィットネスなどで汗を流すことの多い人は適度な塩分補給も大切ですが、一般的には日本人の塩分摂取量は過剰気味。1日分数mgであれば神経質になる必要はありませんが、健康食品で塩分過剰になっては意味がありませんので、一度確認しておきましょう。
Point 2:塩分(ナトリウム)が高すぎないかチェック
※ダイエットシェイクやダイエット食品などは、ナトリウム量が1日分数百mgの製品もあります。このような「置きかえ型」のダイエット食品の場合は、置き換えた食事の分の減塩効果と、製品の塩分を合わせて判断しましょう。
成分表示(任意項目)
続いて、その食品にどのくらいの栄養素が含まれているかを表示しているのが成分表示。これは、法律で義務にはなっておらず、製造者が自主的に表示することになっている項目です。パッケージの裏に、成分表示義務項目に続けて書いてあったりします。この任意表示の部分が、ダイエット食品・サプリメントを選ぶ時にかなり重要です。栄養成分がどのくらはいっているか(含有量)は、洋服や靴のサイズ表示と同じように、「自分に合ったサイズかどうか判断する基準」になる情報だからです。上手に利用すれば効果のある成分でも、少なすぎれば効果は期待できませんし、多すぎれば体に良くありません。
それを判断するための情報を載せているかどうかは「製造者の製品に対する意識レベル」の表れでもあります。まずは、栄養素の量の表示があるかどうかをチェック。その次に、その量が適量なのか考えてみましょう。
Point 3:メーカーの製品作りに対する姿勢をチェック
※記事内で示した表示例・数値は全て架空のものです。
3つのポイントに注意して、自分にあったサプリを選ぼう!
以下に3つのポイントをまとめます。このポイントに注意して、自分にぴったりのサプリメントを探しましょう!Point 1:原材料名に書かれている材料で、天然と合成のバランスをチェック
Point 2:塩分(ナトリウム)が高すぎないかチェック
Point 3:メーカーの製品作りに対する姿勢をチェック