ゲイジャパンニュースとは?


ゲイジャパンニュース
「GAY JAPAN NEWS」は海外のLGBT事情を伝えてくれる、とても重要なサイトです
この素晴らしく楽しいイベント(ツアー)の売り上げは、(1)LGBT団体の支援、(2)社会教育・福祉・保健活動を目的としたLGBTコミュニティセンターを国内で実現するために寄付されます。チャリティイベントなのです。

これを企画・運営している、LGBTの人権擁護活動を行う非営利団体「ゲイジャパンニュース」についてご紹介したいと思います。

ゲイジャパンニュース代表の望月洋さんは、サイトのカタい印象とは異なり、とてもフランクで親しみやすいタイプの方です。もともと二丁目やゲイ業界にどっぷり浸かっているわけでもなく、アクティヴィストでもなかったのですが、アメリカ人のパートナーの方の影響で、権利を主張していかなければ何も問題は解決しない、とか、企業は寄付を通じて社会貢献するものだ、といった考え方になじむようになり、ゲイジャパンニュースを始めたそうです。

ゲイジャパンニュースは海外のLGBT関連のニュースを日本語に訳して発信するだけでなく、世界に日本のゲイの現状を伝える貴重な役割を担っています。ともすると国内だけで閉じてしまいがちな日本のゲイの状況を海外に知らせ、海外から何らかのサポートを受けるきっかけを作るという、意義ある活動に携わっているのです。先日はウィーンでのILGA(International Lesbian&Gay Association)世界大会に参加しました。

また、アジアで悲惨な状況に追いやられているゲイたち(特に同性愛が禁止されているような国)のサポートも行っていて、暴行や逮捕・拷問といったひどい差別を受けている(亡くなっても火葬を拒否されるそうです)ネパールのゲイたちのために避難所を設けたり(人命救助です)、さまざまな活動を行っています。

ゲイジャパンニュース
ILGA国際会議@ウィーンに参加した山下さん(右から2番目)。トンガ、カナダ、インドネシアのトランス、ゲイ、レズビアン活動家といっしょに
昨年は、国連の普遍的定期審査(UPR =Universal Periodic Review)という各国の人権状況を定期的に審査する制度があり、ゲイジャパンニュースが国連へ日本のLGBT事情についてレポートを提出し、結果、差別撤廃の措置を講じると政府が承諾しました。また同様に、国際人権条約の自由権規約に関する政府からの報告に対してもレポートを提出し、国連の規約委員会による日本への総括所見にLGBTについての記述(異性愛者との不行道を是正するように)が盛り込まれたそうです。
(こうした地道なアドボカシー活動を行っているGJNの山下さんへのインタビューがこちらに掲載されています)

望月さんは東京プライドの理事も数年間、務めていました。
ごく自然に、純粋な気持ちで、できることをやっていこうという彼の人柄やスタンスに共感し、いろんな方がボランティアスタッフとして手伝ってくれているそうです。(団体というよりは、自由なサークルのような雰囲気みたいです)

ゲイジャパンニュースの運営には、助成金が降りるわけでもないので、運営資金を調達するために何かイベントをやろうということで、もともとノンケ友達向けにやっていたスキーイベントをゲイ向けにやってみようと数年前に企画、身近な友達や協力してくれそうな人たちを誘って「GAY SKI WEEKEND」がスタートしました。イケメンモデルを使ったSEXYなフライヤーのおかげもあり、口コミで評判も伝わり、だんだん参加者も増えて、イイ感じに盛り上がってきています。

楽しいことと人権問題という相反することを自然に両立させ(そのバランスは本当に難しい!)、毎年イベントを大きくしてきているということは拍手モノ。今後もその素晴らしい活動を無理なく続けていただきたいと思います。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。