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男が嫌がる、女の「結婚をほのめかす」態度(3ページ目)

婚活ブームに焦らされた女性たちは、様々な方法で、男性に結婚をほのめかしています。しかし、その態度が逆効果!プロポーズの傾向や、男性の結婚観の変化を踏まえ、自分の結婚願望についても考えてみましょう。

西郷 理恵子

執筆者:西郷 理恵子

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女性は、何をすればいい?

男女平等意識の強い若い世代の男性は、家事も育児も分担、そして共働きが理想。
男女平等意識の強い若い世代の男性は、家事も育児も分担、そして共働きが理想。
結婚願望のある女性は、婉曲的にほのめかしたり、突然のプロポーズを待つのではなく、自ら、結婚したい気持ちを、彼に伝える方が有効に思えます。気を付けなければいけないのは、彼が、男女対等意識のある男性であれば、一方的な依存心や束縛から、結婚を望んでいるのだと察知されれば、一目散に逃げられてしまうということです。

また、男性に、結婚に進めない理由や懸念事項があるのならば、自分がフォローできる余地があるのかを考え、提案してみてください。それによって、男性も、今よりも現実的に、二人の将来が考えられるかもしれません。

なぜ結婚したいのか?

しかし、結婚願望を明らかにしていく中で、新たな疑問にぶつかると思います。それらの願望を満たすために、そもそも、結婚する必要があるのか、ということに気付くはずです。

「精神的な安定」は、結婚しないと手に入れられないものなのでしょうか?結婚制度が、永遠の愛や幸福を保証してくれるわけではありません。また、結婚さえすれば、「経済的な不安」や「老後の不安」が、本当に解消されるものなのでしょうか?子どもにしても、結婚していないと産めない、育てられないわけではありません。

婚活ブームの負の側面として、あたかも結婚さえすれば、永遠の愛とか、将来の不安とか、何でも解決されるという、幻想が拡がっています。
最近、朝日新聞で「婚圧」という言葉が紹介されていました。多くのメディアが、結婚は人生における最後のセイフティーネットであるかのように唱え、「結婚しない=孤独死が待っている」という恐怖心を煽っていますが、そんなメディアに息苦しくなっている人たちが、使い始めているそうです。

男と女にとって、今の時代は転換期にあります。これからは、結婚に囚われず、相手との気持ち良い関係を模索し、自分が求めている関係を実現する手段や、不安を具体的に減らしていく工夫に、目を向けるべきなのです。様々な選択に伴う「責任」、「リスク」、「メリット」について考え、多様な恋愛観・人生観を持って、視野を広げる時なのではないでしょうか?


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