婚活の場で「痛い」と感じさせてしまう人
努力の結果が相手の目にどのように映っているか? 誰でも考えると少し怖くなる。
かくいう私も自分自身に心当たりがあります。“裏目人間”の“やるせない気持ち”は良く分かります。今回は「すべてが裏目に出てしまう人の癖」についてお送りします。そんなの心配ない!まったく大丈夫!と自信満々の方も一度チェックしてみましょう。
<目次>
気を遣いすぎて逆に空気が読めなくなる人
相手に120%気を遣っているのですが、あまりの気遣いから硬直し、会話の行間が読めなくなって“とんちんかん”なことを言って、相手をイラっとさせるタイプ。または適当に流すことや、ボケに相乗りすることができずに、会話中の小さな矛盾を“律儀にも拾ってしまう人”。このタイプは悪気なく和やかなノリ、ボケトークの腰を折ってしまいます。本人は「こんなに誠心誠意、気を遣って相手に接しているのに、どうして裏目に出るの?」と空回り感でせつなくなります。本人には悪意はありません。解決方法は、ユルダラ、ノリボケトークというものが世の中に存在することを学び、それに慣れ、それを自らも楽しめるようになるしかありません。一度覚えると便利です。
相手を思うあまり長文を書いてしまう人
メールを丁寧に楽しげに返すことは大切なこと。適度であれば知性も感じられるし、粋を感じることもあります。でもこれもTOOMUCHになっては“裏目街道”まっしぐら。その中身が客観的な情報伝達のための長文ならまだしも「自分のこと」について「私ってこうだから」的な自己PR長文になるのはNGです。さらには「こうあるべきだよね」などのあるべき論の羅列は圧迫感を相手が感じてしまいます。「この人・・・話を聞いてくれる人がいないのかな?」と想像させてしまいます。・・・と、同時に「自分が仲良くなったら、いつもこうやって脈略のない、長文を読まさせられたり、マシンガン&ダラダラトークを聴く羽目になるのかな?」と警戒させてしまいます。積極的なアプローチは良いのですが、あまり「マイセルフ」なロングトーク、そして長文は“裏目街道”まっしぐらになってしまいます。
ブラックユーモアに性格の悪さ、粘着気質が見えてしまう人
誰かがいつ、何をした…そんなエピソードを話しながらブラックユーモアにつなげたがる人がいます。しかしこのちょっとSな落としの部分に注意。この落とし方はその人の性格の癖がでます。カラッと豪快に落としたり、クスっと笑える方向に落としたり、関西風のフランクな落としができれば余韻爽やかにまとまるのですが「“はいはい、○○で悪かったですね~”って感じですよ(卑屈風)」「常識がないと思いませ~ん?(あるべき論、押しつけ系)」「もう私キレちゃって・・・(その程度でキレるんかい?度量の狭さ露呈系)」「もう大人なんだし、そんなの意味ないと思わない?(打算的ホンネの露呈)」といったのはたとえ話力があっても“裏目系”に転ぶ可能性があります。知的に見せようとするあまり“キャッチボール”が喧々諤々パターン
知的に話そうとして、逆に“間が悪いなこの人”と思われるパターン。知識はあるしお勉強はできるけど「地頭(じあたま)」「対人頭」はイマイチと思われるパターンです。難しい言葉を並べて余計わかりずらい空気を呼び、さらには息継ぎナシにしゃべる。この後には「知的で素敵ね~」という余韻はゼロ!教科書や論文を朗読しているだけの印象を与えてしまうだけ。話せば話すほど“キャッチボールできねぇ~~”と相手にストレスを感じさせるのです。さんざん論文口調で話した後に「やっぱり僕は(私は)知性がある人が好きですから・・・バカな人は嫌いなんです」なんて畳込んじゃった日には、もう大変!伝説の笑い話(裏目話)が千里を走ってしまいます。あなたの知らないところで「対人知性がないのはあいつだろ~」「学歴があってもああいうのを頭がいいとはいわないな(笑)」と“エア突っ込み”が飛び交うこと間違いありません。知的に見せようとしての裏目に出てしまうパターンです。
さあ、いかがでしたか?
明日は我が身、僕も昔、飲み会を無理に盛り上げようとして「うるさい!」「ほっとけ!」と注意されたことがあります。よかれと思ったのに・・・そんなせつない瞬間を今でも思い出します。ま会社生活に悩める友人に「もっと自由になれよ」と押しつけてしまいました。そして“おまえみたいな自由業とは背負うものが違うんだよ!”と友人を怒らせてしまったこともあります。人それぞれ“裏目”に出てしまうことはあるものです。ときどきメンテしながら、婚活も普段の生活も、楽しく過ごしてゆきたいですね!
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