国際結婚の夫婦間でしばしば起こるのがコミュニケーションの問題。言葉の壁だけでなく、そこには深~い文化のギャップがあったのです。
そこでコミュニケーションに関するテーマで、シリーズ記事をお届けすることにしました。ガイドの個人サイトに既出のものを、大幅に加筆修正してお送りします。

異言語コミュニケーション

国際結婚は異言語コミュニケーションの始まりです
国際結婚した人がいると聞くと、最初に思うのは「2人はいつも何語で話しているんだろう?」ということです。

たとえば、少し前の話ですが、ゴクミがアレジとつきあっていた頃には「2人の会話は英語かなあ? じゃあ彼女は英語が話せるんだ」と思っていたし、結婚してフランスに住んでいると聞けば、「日常生活はフランス語!?」「子供は何カ国語で育てているのかしら?」などと考えたものです。

コミュニケーションの手段である言語……。日本人同士でさえ、自分の思いを言葉にして伝えるのは、決して簡単なことではありませんよね。それが、違う言語で育った相手と、どちらかの言葉で意思を伝え合わなければならないのですから、国際カップル間での異言語コミュニケーションは本当に大変なことなのです。

語学は大丈夫でも……

カナダに住む前(=まだ独身の頃)は、国際結婚カップルは、少なくとも“意志の疎通がはかれる程度”の語学力を、日本人パートナーの方がもっているのだろうと思っていました。

が、実際に住んで、現地で多くの国際カップルを見ていたら、案外そうでもないということが分かってきました。身振り手振りを交えてなど、言葉以外のコミュニケーションでも補っているのでしょう。大変ですけど、恋人時代・新婚時代は、それもまた楽しいかもしれません♪

では、語学力に問題がないカップルではコミュニケーションがスムーズにいってるかというと、これがそうとも言えないのです。なぜなら、双方の文化の違いには“コミュニケーションのとり方の違い”というのも含まれているから。

どんな違いがあるのかというと……


たとえば、こんなことが起こります。