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スイスで親族大集合イベントに参加<前編>(2ページ目)

6月某日、スイスで夫の親族が大集合するというファミリーイベントが開かれました。15代にわたる大家系図が作られ、5カ国から約70名もの親戚が集まるという船上パーティーに私たちも参加したのですが……

執筆者:シャウウェッカー 光代

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会場に向かう間、緊張と憂鬱が入り混じって…


ファミリー・イベント
きれいにデコレーションされた船内にも“WILLKOMMEN(歓迎)”の文字が……

イベント当日、私たちは義妹とともに、電車で船の発着所がある町まで向かいました。事務局である彼の両親は、別ルートで先に向かっています。
いったいどんな方たちが来るのか……、実は夫も知らない様子。ここまで親族の幅が広がると、全く知らない、会ったこともない縁続きの人が、けっこうたくさんいるものなのですね。

夫に参加をうながしたものの、実はパーティー苦手の私は、目的地が近づくに連れ、だんだん憂鬱になってきました。どのように振舞ったらいいのか、初対面の人と何を話したらいいのか、今日はドイツ語が中心なのか(だったら私はしゃべれない……)、いろいろ気になってしまいます。

駅に降りると、既にそれらしきグループの人たちがいて、お互いに再会を喜び、盛り上がっています。でも、本当にこちらの親族なのか、夫にも義妹にも分からないので、声をかけることができません。

ただ、すごく嬉しそうな雰囲気が伝わってくるので、私たちも、やや緊張はしつつも、ワクワク気分も盛り上がってきました。
日本で、しばらく会っていない伯父や叔母に会う時や、昔よく一緒に遊んだ従姉妹と再会する時の気持ちを思い出しました。

ファミリー・イベント
船の中でもあちこちから再会の喜びの声が聞こえてきます
船着場に行くと、もう大勢集まっています(前ページの写真)。
「うわあ~、この人たちがあのファミリー・トゥリーの中に書かれている親族なんだ~♪」
もちろん血はつながっていませんが、そのトゥリーの端っこのほうにちょっとだけくっついている私でも、なんだか親近感のようなものが湧いてくるから、不思議です。

出航時間が近づいてきたので、我々も船に乗り込みます。
さあ、どんなイベントになるのでしょうか……!?
いよいよ船上のパーティーがスタートです。

続きは<後編>で!


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