私たち夫婦は、スイスで夫の親族のビッグイベントに参加することになりました(これまでのお話は、<前編>をご覧ください)。
そのイベントは、船の上で行なわれるというのです。
初めての経験ばかりで、少々緊張気味の私たち。そして、いよいよ……

船上のパーティーがスタート!


ファミリー・イベント
窓の外の景色が美しいのもクルーズの魅力
イベントの会場は、チューリヒ湖を遊覧する貸切のクルーザーです。出航時刻が近くなり、船の周りに集まっていた親族たちは、次々と乗り込み始めました。
先ほど駅で見かけた、ウレシそうな御一行もいます。やっぱり親族だったのですね。

船内はレストランのようにテーブルが配置され、テーブル・セッティングも美しく整っています。席は自由らしいので、私たちはあまり目立たない後ろのほうに座ることにしました。
船の中では、あちこちから挨拶を交わす言葉や歓声が聞こえてきます。
どんなふうにこの中に入っていけばいいのか……。いちばん緊張しますし、いちばんイヤ~な瞬間です。

日ス国際カップルのお子さんも!

ファミリー・イベント
ここで、私たちにも嬉しい出会いがありました。
事前に聞いていたのですが、遠い親戚の中に日本人女性と結婚した方がいて、今日はそのお子さんたちが来るというのです。私たちのほかにも、日本とスイスの国際カップルがいたとは……!! 義父も家族の系譜をたどっていて、初めて知ったとのことでした。

そして、間もなくそのご姉弟がいらっしゃいました。
お2人とも大学生で、生まれは日本ですが、小さい頃にこちらに移ったため、日本語はその頃の状態のままだとおっしゃいます。でも、とてもきれいな日本語をキープしていらっしゃいました。

私は、まさか今日、このパーティーで日本語で話せることになるなんて、夢にも思っていなかったので、一気にリラックスできたような気がしました。母国語がもたらす精神的安定効果って、スゴイですね。

お2人とはその後、時折英語を交えた日本語で、いろいろお話しました。話していくと、実は以前から夫の仕事関連で彼らのお父様とご縁があったことが分かり、みんなで大いに盛り上がってしまいました。

このイベントがなければ、そして参加を決めていなければ、お2人とこのように話せるチャンスは、おそらく一生なかったでしょう。お互いに“縁続き”ということさえ気づかなかったはず……。ファミリー・イベントに感謝! そして、苦手なパーティーでも思い切って参加してみるものだなと、つくづく思いました。


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