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海を越えた「ご縁」を大切に!(2ページ目)

「ご縁」とは日本語でよく使われる言葉です。とりわけ結婚には「ご縁」が付きもの。国際結婚している(する)人たちは、パートナーや婚約者との「ご縁」を感じているでしょうか?

執筆者:シャウウェッカー 光代

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6割の人が最初からご縁を感じていた!?


12月の「あなたの一票」では、国際結婚している(する)方に、次のような質問をしてみました。そして、結果はこのようになりました。

 ■パートナーや婚約者とのご縁を感じますか?
     1.最初に会ったときから感じていた………………60%
     2.つきあっているうちに感じるようになった………33%
     3.結婚してから感じるようになった………………… 6%
     4.あまり感じない…………………………………… 1%

「最初に会ったときから感じていた」方が6割近くだったのには、正直言って驚きました。相手が外国人ということで、多少の警戒心(きちんと意思の疎通がはかれるだろうか、というような)みたいなものが数字に反映されるかと思っていたのですが、みなさん見事にというか、ストレートに、直感をそのまま素直に受け止められていたのですね。

「最初から」ということには、一目惚れもあるでしょうし、妙に気になる存在だと思ったり、逆に何か気にさわることを言われたりしてよい印象を抱かなかった場合もあるでしょうけど、いずれにしても、何かしら強く心に残る出会いだったのだろうと思います。

私としては、出会いがあって、食事やデートに誘われるようになり、何度か会って話しているうちに、気が合ったり、いろいろ共通点が見つかったりして、ご縁を感じるようになったという2のケースが多いのではないかと推測していましたが、意外や意外、1位にはちょいと差をつけられて2位になりました。

私個人は2と3の混合というか……。つきあっているうちにご縁を感じるような出来事が何度かあり、結婚してからもますますそう思えるようになりました。

現在でも、彼が私の家族と一緒にいる時、また私が彼の家族と一緒にいる時、その光景をふと客観的に見ることがあり、こんなに見た目が違う私たちが“家族”として仲良くやっていることの不思議なご縁を、しみじみ感じてしまいます。
言葉の問題から、家族同士が直接コミュニケーションを取ることはほとんどないし、会ったのも1~2回しかないのに、お互いの家族を心配し気づかったりしている……。これも「ご縁」だなあとつくづく思います。

みなさんはいかがでしょうか?

年に一度、クリスマスやお正月で家族が集まるときに、海を越えて結ばれた「ご縁」を改めて思い、2人を巡り合わせてくれた“人と人を結ぶ、人力を超えた不思議な力”に感謝の気持ちを抱くのも、素敵なことかもしれません。

********関連サイト********

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