ベージュ アラン・デュカス 東京の味をそのままにまず運ばれてきたのは、ガスパチョスープとサラダ。夏らしくシェリーの酸味が爽やかに舌と胃を刺激します。メインはトキワ養鶏のこだわり卵”こめたま”ココット仕立て さまざま貝、レモン風味。たっぷりのバターで揚げるように焼いたクルトンにツブ貝、花の型に切り込みを入れたイカをあしらっています。中央に浮かんでいるのは玉子。米を主体の飼料として育てられた鶏の卵は淡い色合いで、独特の臭みが全くありません! まるで舌の上をさらりと流れるような味なのです。全てをまとめあげるのは、白ワインのソース。バターの風味と貝の旨味が、クルトンと玉子をうまくつなぎます。つぶ貝のムチムチ感、クルトンのカリカリ感が口の中でリズミカルに響く心地よさ。計算されつくした、味覚の重なり合いはさすがのひと言です。さらに無農薬ハーブを使ったハーブティもつきます。鮮烈なハーブの香りに目が覚めるよう。味だけでなく、心も体もリラックスできるとびっきりのランチタイムを過ごすことができました。さあ、次のページではアフタヌーンティーセットをご紹介します!前のページへ123次のページへ