今年度もフードフランスがスタート!
当たり前ですが、ひとくちに「フレンチ」と言っても、その地方ごとに特色があります。巨匠、アラン・デュカスによって選び出された、フランスの各地方で腕を振るうシェフの味を楽しめる食のイベント、フードフランス。4年目を迎えた今年度のトップバッターに選ばれたのはグレゴリー・クータンソー氏。フランス西部のラ・ロシェルという街からやってきました。厨房で真剣に指示を出すグレゴリー・クータンソー氏 |
1975年、ラ・ロシェル生まれ。この地方きっての料理人にしてミシュラン二つ星を誇るリシャール・クータンソーを父にもつレストラン一家の長男に生まれ、一度は医学部に進んだという異色の経歴を持つ。しかし、料理人への憧れを捨てきれず、大学を2年で中退。その後、アラン・デュカスをはじめ、名だたるシェフの店で研鑽を積み22歳で故郷にレストランをオープン。その3年後にはレストランガイド「シャンペラール」から最優秀若手料理人に選ばれる。
お父様からは料理人という職業の厳しさ、アラン・デュカスからは世界観とヴィジョンの表現方法を学んだといいます。そのグレゴリー氏が日本の食材を使い、放った料理とは?
ラ・ロシェルを象徴するひと皿!
食欲が充分に刺激されたところで、次の料理に行きましょう。