鶏卵素麺で知られる福岡・博多の「松屋菓子舗」が展開する新ブランド「アケール・フルータ」が作るのは、シャンパンを片手に楽しみたい、新感覚のスイーツ「果樹もち」(かじゅもち)。デパートの催事などでのみ限定販売されている、いわば「幻のお菓子」ですが、今春からはオンラインショップでの販売も予定されています。今回はそれに先駆けて「果樹もち」の魅力を伺ってきました。
(目次)
P1 「松屋菓子舗」の新ブランド「アケール・フルータ」
P2 「果樹もち」とBrillante(ブリランテ)
「松屋菓子舗」の新ブランド「アケール・フルータ」
「アケール・フルータ」の ロゴマークは 太陽をイメージしたもの。 |
今回お話を伺ったのは、13代目の松江光氏。和菓子への熱い思いと、ビックリ箱のように次々と飛び出す新しい企画の話に、時が経つのを忘れて聞き入ってしまいました。
約2年前、和菓子嫌いにも喜ばれるお菓子を作るべく立ち上げたという「アケール・フルータ」。理想としたのは、食べた後にお茶が欲しくなる昔ながらの甘い和菓子ではなく、飲み物なしでも楽しめる、全く新しいお菓子。試行錯誤を繰り返し、完成したのが、選び抜いた旬のフルーツを使った「果樹もち」です。
「果樹もち」(かじゅもち)とは
「果樹もち」は作り立てが命。 お取り寄せでは、 瞬間冷凍したものが届く予定。 |
皮は吉野葛とタピオカを合わせた独自のもので、プルプルと適度な弾力がありながらも重たさはなく、口に入れると瑞々しい果物と溶け合うように、するりと喉の奥へと消えていきます。
茨城産の「富有柿」 瑞々しい中にも程よい歯応え。 |
餅や求肥ではなく、葛をベースにした皮を使うことで実現した軽い口当たり。フルーツの爽やかさが際立って、重い食事の後でもするする入ります。
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