「土筆」「佐保姫」「野辺の春」春爛漫
こし餡を包んだ薯蕷饅頭の 「土筆」(つくし) 焼印とぼかしが入る |
こし餡を包んだ煉切 「佐保姫」(さほひめ) 3月後半頃まで |
和菓子は菓銘(菓子の名)も味のうち。和菓子を口にするとき、その菓銘にも思いを馳せると、味わいが倍増するような気がします。
こし餡を包んだ 薯蕷きんとん「野辺の春」 3月後半頃まで |
今回ご紹介したものだけでも、意匠も菓銘も味わいも様々で、和菓子の奥深さを感じます。
上生菓子だけではない塩野の魅力
とろりと瑞々しく、 艶やかな大納言餡を挟んだ 「どら焼」は逸品 |
赤えんどう豆入りの餅で こし餡を包んだ「大福」 |
先代の頃から多くの若手の人材を受け入れ育てて来たという「塩 野」。上質な味わいと洗練された意匠、気持ちの良い応対から垣間見える店作りは、客だけでなく、職人をも魅了しているようです。
<店データ>
■ 「塩 野」
所在地:東京都港区赤坂2-13-2
電話番号:03-3582-1881
営業時間:9:00~19:00(平日)9:00~17:00(土曜・祝日)
定休日:日(但し節句、大晦日は営業)
東京メトロ千代田線 赤坂駅2番出口より徒歩約1分
銀座線、南北線 溜池山王駅より徒歩約5分ほか
地図:塩野地図
◇予算一例:
「季節の上生菓子」中心価格は1個320円
「大福」1個250円
「どら焼」1個250円
【上生菓子の美味しいお店】
キリッと江戸風「秋色庵 大坂家」(三田)