吟醸酒を使った「酒カステラ」があると聞き、日本酒好きの和菓子好きとしては見逃せないと早速取り寄せました。作っているのは日本酒の老舗「大関」が開いた「甘辛の関寿庵」です。
(目次)
P1 「甘辛の関寿庵」の酒カステラ
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「夏にはこうして」とお取り寄せ情報芳醇な香りにうっとり「酒カステラ」
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酒饅頭「酒寿」 使っているのは 大関大吟醸酒「大坂屋長兵衛」 |
約300年の歴史を持つ灘の老舗「大関」が2001年にオープンした「甘辛の関寿庵」。酒饅頭をはじめ酒や米にこだわったお菓子が揃っていると聞き、興味をそそられて取り寄せてみました。
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五合升がモチーフの 紙箱入りは普段使いに 風呂敷包みの木升入は贈答用に |
すっかり魅了されたのは「酒カステラ」。バターケーキ系に洋酒を効かせたものは、好きだけれど夏には重過ぎる。ではカステラと日本酒の組み合わせは?
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中央には金箔 お祝い事にも |
包みを開いた瞬間に、フワッと広がる日本酒の香り。もう、これだけでも幸せです。きめ細かく真っ白なカステラには、大関の吟醸酒がたっぷりしみ込んでいます。そっと押すと染み出してくるほど。
卵を使ってふんわりと焼き上げられたカステラにはバターが入っています。軽すぎると芳醇なお酒の香りを受け止めきれず、重すぎると夏には食指が動かない。ちょうど良いバランスです。