初秋の軽井沢、眺望の良い高台に位置するお店で手打ち蕎麦を堪能する
一見蕎麦屋とは見えないアメリカンスタイルの。その一階が夫婦で営む蕎麦屋になっている。
手打ちだという十割蕎麦は、歯ごたえがあるタイプ、そばの薫りが魅力的な隠れ家だ。
営業時間は、極めて短い、幻の店。
基本的には、5月~10月は11:30~15:00、11月~4月は11:30~14:00なのだが、その他にもその日のお蕎麦がなくなれば終了というシステムとなっている。しかも、毎週火曜日以外の定休日の存在が半端ではない。まさしく口にできたらその日の幸運に感謝を捧げたくなる蕎麦屋でもあるのだ。
季節によって多少メニューに変動がある。それが楽しい。今の時期しか味わえないおろしぶっかけ蕎麦は、鬼おろしで仕事した、ぼたん雪のような大根おろしの上に、たっぷりと鰹節もトッピングされている。お蕎麦が全く見えないほどだ。大根おろしはほどよい辛みで、食欲をうながす。
通年味わえるという鴨汁蕎麦も気になる。分厚られた鴨が三枚、出汁をきかせた温かい汁に焼き葱とともに浮かんでいる。お蕎麦との相性もよろしく、空腹でなくとも大盛りを所望したくなる一品。
残念ながら店内撮影禁止のため、メニューを文章で描くのみとなったのが残念だが、想像をたくましくして、味わいを思いうかべてほしい。
【純手打ち十割そば「そば処 みの里」】
〒389-0111 軽井沢町長倉2165-24
☎0267-45-4355 fax0267-45-4356
2009年の定休日
毎週火曜日の他、次の日程が休業となる
10月:6,12,13,14,20,27,28
11月:3,4,10,11,17,18,23,24,25
12月:1,2,3,7,8,9,10,14,15,16,17,21,22,23,24,28,29,30
事前に電話してから出かけるとよい。