
この街を訪れると、齷齪する気がしなくなる。何をそんなに急いで、え、埃がたつじゃあありませんか。落ち着いて一献一献、、という気分になれるので、もう迷わず人肌の蕎麦前(日本酒のこと)を注文。

うれしいじゃあないですか、えぇっ、車エビの足の素揚げが突きだしですよ。
これが出てくるてぇことは、ここんちは、それなりの大きさの活けの車エビを使っているということをアピールしているわけです。思わず酒も、すすんでしまというのが、自然のコトワリというものです。

もともとのご商売が八百屋さんだってんで、アテに出てくる品書きも洒落てますねぇ。こちらはウルイ(オオバギボウシ)と菜の花をジェルでチュルルってまとめた一品。

こちらは、揚げ出しの蓮根ですな。さすが八百屋さん(笑)、切り三つ葉も、もちろん本物を奢っています。参りましたねぇ、いくらでも呑めちゃいますねぇ。