Episode 3: 第3位 小田巻
はふはふと食べていくと、中からお蕎麦が出てくる |
この品書きは、本来はうどんをベースにしたもので、大阪で広まり江戸でもブレイクした。手間がかかるから、いまでは提供しているお店も少ない。
でも、寒い冬の日に、はふはふいいながら、出来たての熱々小田巻をほうばるなんて、最高の幸せですね。というわけで、このメニューは温故知新。究極のリバイヴァルを再現してみたら、なんだかとっても新しい感覚の味に思えました。
作例は、そばの種丼一杯に小田巻を作ってしまうと、なかなか食べきれるものでもないので、そば猪口を使って小さく作りました。もりづゆで下味を付けたおそばを入れておき、海老、椎茸、銀杏、蒲鉾などの具材とともに絹のような風合いとなるよう丁寧に蒸しあげます。
さあ、次はどんなメニューが飛び出すか、ご期待ください
▼そして第2位の発表