発端は、スイスの人が、手打ちそばに挑戦したこと
この刺激的なタイトルの記事は、一昨日にアップした、啜りっぷりの見事なルーク・マンガンさんのお話へと繋がっていくエピソードだ。
事の起こりは、こうだ。2006年の末に、帝国ホテルのコンシェルジェさんから、私が築地で開校している手打ちそば教室に電話があって、スイスからのお客様が手打ちそばを習いたいと仰っているので引き受けて欲しいという依頼があった。
▲スイスからお越しの二人、このレッスンが国際化の始まりになるとは
築地では、2006年だけでも5回の英語によるそば教室を開講しているので、二つ返事でお引き受けしたのだが、この方、実は食に深いこだわりをもつ方だったのだ。
この時の築地の教室の様子は、「A Soba Noodles Class in Tokyo」というタイトルでスイス発のblogで紹介されることになる。美しい画像、ユーモアとウィットに富んだ文章。あとでいただいた彼からのメールで、この記事は一ヶ月で20,000アクセス以上を稼ぎ出したことを知る、驚きだ。
このブログがきっかけとなって、私の回りは一気に国際化していくのである。インターネット凄すぎる!
で、blogには、“As you see, it is much superior than the traditional Italian way.” (ご覧のように、イタリアの伝統的(な手打ち製麺の)方法より、ずっと凄い!)なんて、刺激的なことが書いてあるではないか。やばいっ、これじゃイタリア人が黙っているわけないだろう。コワっ
(当然のですが、次話ではイタリア人が登場します…)