そば/そば関連情報

12歳のそば打ち

築地そばアカデミースタイルのそば打ちの流れをビジュアルに紹介する連載特集。まずはじめに、そば打ちの準備から。

執筆者:井上 明

そば打ちの流れをビジュアルに紹介しよう

はじめにお断りしておくが、全くそばを打ったことがない方は、この画像を見るだけではきっとうまくいかない。いや、よく編集されたDVDの動画であろうとも、実際に粉の状態に手で触れたり、細かな質疑応答に対応するそば教室にはかなわないのだ。

また、上手にそばを打つことと、そばを上手に教えることができることとは、全く違うことなのである。これは長年そばを教えてきて、後進を育ててきてのいつわらざる実感。

そばを志すのであれば、ぜひ本格的なそば教室の門を叩かれることをお薦めする。

それでもなお、この記事を紹介するのは意義があることだと思う。ここに登場するのは、12歳のそば打ち。この記事を手がかりにそば打ちのイメージを大まかにつかんでおけば、実際に習うときにまごつかずにすむ、上達のスピードが違ってくるだろう。

それでは、お楽しみください

手打ちそば【準備】Before starting

粉に水が入ると、手を休めることができないので、そば打ちをはじめる前に、すべての道具と材料を確認しながら調えておく


dsc03511.jpgdsc05276.jpg
▲B01:これが築地そばアカデミーで使っているそば打ち道具である。道具についてはこちらを参照してほしい
これから行うセイロ系の水ごね(つまり、ごく普通のそば打ち)の場合は、このように10.0、5.0、3.0mmの丸出しゲージと、2.0、1.5mmのそば厚みゲージを用意しておくとよい。
  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます