そば/そば関連情報

12歳のそば打ち#19●後始末と道具の手入れ

いよいよ最終回となった。手打ちそばを完成させたあと、次にまた最良の状態で道具が使えるよう、正しい後始末を学ぶ。

執筆者:井上 明


手打ちそば打ちが終わったら、正しく片付けて次回に備える



長かった連載も、とうとう今回で最終回ということになる。お楽しみいただけただろうか?そば打ちは、手だけでできるわけではない、鉢にはじまり、めん棒、のし板、こま板、包丁など、さまざまな専用の道具の助けをかりないと、美味しいそばを打つことはできない。だから、そば打ちを終えたら、次回も気持ちよく最良の状態を保った道具を即座に使えるよう、しっかりと後片付けを行いたい。

手打ちそば【後始末と道具の手入れ】After finishing




真っ先に、鋭利な刃をもつそば切り包丁を片付けよう



A01▲:
包丁の刃先は、固絞りしたタオルで刃先にこびいつたソバの生地を拭いとる。このとき、厚く畳んだタオルを刃から遠ざけるようにして拭わないと、大けがのもととなるから要注意。

A02▲:
上級者向けの包丁はハガネで出来ているので、固絞りしたタオルで拭ったあとは、すかさず乾いたタオルで水分を拭っておこう。

A03▲:
そして、安全第一。包丁の刃はサックで保護して、いつもの包丁置き場に片付けてしまおう。いつもこのように気遣いをしておけば、大切な包丁を傷つけることも、うっかりミスで大けがをすることも防げる。

さあ、次は「こま板」と「めん棒」の始末です

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