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韃靼そばを手打ちする難しさが解った 韃靼そばの生粉打ちに挑戦_2

ダッタンソバは一般のそば粉よりも水和性が高い、だから、生粉打ちにはちょっとしたコツが必要であることがわかった。

執筆者:井上 明

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前回の記事に引き続き、ちょっと気が重いけれど失敗覚悟で韃靼そばの生粉打ちにチャレンジ
用意した加水
▲水回し完了?(ゆるい) 画像拡大

用意した加水
▲そのままでっちあげ 画像拡大

ダッタンソバ粉
▲案の定、地ノシで… 画像拡大


第一加水
▲四つ出しはともかく… 画像拡大


第一加水
▲本ノシは悲惨 画像拡大


ダッタンソバの生粉打ちにチャレンジ【その2】

水回しした結果はこんな感じ。一気加水だとうまく全体に水が回っていかないようだ。全体にゆるいのに、一部にムラがあって、むしろ乾いている感じの箇所がある(ああ、気が重い)。

ままよ!えいやっとでっち上げ。なにしろゆるいから、一件しっとりと仕上りはする…、のだけれども…。

いつも通りに地ノシしていくと、ほらほら、周辺にひびが入っていきます。そういえば、蕎麦をはじめて打ったころって、七三位の割合でもこんな風になってしまって、どうしたらつるんと仕上がるんだろうと途方に暮れていたことを懐かしく思い出します(苦笑)。

だましながら四つ出しまで持ってきました。

しかしながら、本ノシしていくと、悲惨にもこのように周辺が崩れていきます。苦みを回避したいので、あまり太く打ちたくはないし、伸しすぎるとぼろぼろと切れていくし、ああ、厄介な生粉打ちです。

次のページでは仕上がったところをご覧下さい。まあ、なんとか麺にはなりましたが、ロスを出さないためには、いくつかの対策が必要と痛感しました。

でも、一ついえます。韃靼蕎麦の生粉打ちは、徹底的に正確な水回しを要求します。だから、素人名人や有段者にチャレンジする人は、韃靼蕎麦の生粉打ちで練習を積めば、課題の二八がとても簡単に思えてくること請けあいです。

いわば、そば粉界の大リーグボール状態(爆笑)。韃靼蕎麦粉の調達はこちら

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