ひとひねり利いた野菜メニュー
・ナムル盛り合わせこちらのナムルは15種類以上がそろっており、写真のこの日は手前から大阪のホワイトセロリ、秋田の天然なめこ金時草、台湾からマコモダケ、高知の花にらなども、すべて黒板に産地が明記されています。3種500円、や写真の5種700円、そしておまかせ10種で1,000円のセットもあり、人数や好きなものに応じて選びましょう。味付けはどちらかといえばあっさりで、せっかくの素材を壊さないようにされています。
・焼き野菜盛り合わせ(600円~)
野菜もひとひねり聞いたものが勢ぞろい。写真はジャンボマッシュルーム、加賀れんこん、伏見唐辛子、松きのこ、紫ずきん(黒豆)。直径10cm以上あるマッシュルームは、きのこの旨みをたっぷりと湛えるエキスのかたまり。松きのこは椎茸にマツタケの菌をつけたもので、見た目はマツタケに似ていますが、味はどちらとも違ったもので、甘みの強い味です。
関西では珍しい豊富な豚メニュー
・刺身盛り合わせ(1,200円~)この日は馬刺し、牛のココロ、豚の仔袋、生レバ、チレ、センマイを盛り合わせ。口に入れて3秒、しっかりとしたうまみが広がる馬刺し。仔袋はコリッコリッという音が頭の中で響き渡り、食べ物は舌だけで味わうものではないということを教えてくれます。センマイは酸味のきいたぽん酢か、辛味のきいた酢味噌、どちらでもお好みで。一瞬の抵抗のあと、サクッと肉に歯が入っていく爽快感がたまりません。
・豚塩焼き盛り合わせ(800円)
豚トロ、豚タン、豚バラ、豚ロースの盛り合わせ。脂を楽しみたいならバラを。白金豚ならではの豚の甘みが味わえます。ロースは肉と脂のバランスが良く、どんな方でも大丈夫でしょう。ガイドのお気に入りはやはり豚トロ。ザクッとした歯ごたえで、少し長めに焼くと意外に脂っぽさがなく、女性に人気があるのもわかります。
・豚ホルモン タレ焼き(600円)
ガツ(胃袋)、仔袋、心、キモの盛り合わせ。牛ホルモンに比べ、豚のホルモンはあっさりとしていますが、噛めば噛むほど味の出るホルモン独特の風味はしっかりと持っています。牛に比べて下処理も大変ですが、しっかりとされているため、臭みはなく、旨みだけを楽しめます。
・ソーセージ(600円)
こちらのお店でガイドがもっともオススメする一品のひとつ。こちらも白金豚を使ったもので、ソーセージにすることで豚のすべての味を一度に味わえる、まさに豚肉の中の豚肉。焼肉屋の中でも豚を得意とするこの店で、これを食べずに帰るわけにはいきません。
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