最高峰のスープ!
・マッシュルームクリームスープ目を閉じて食べても誰も間違わないであろう、まごうことなきマッシュルームの味。それだけコンソメやクリームよりも、マッシュルーム自体の味がスープに生きています。塩も素材を殺さないよう、塩辛さはまったく感じさせず、旨みだけを舌に残す仕上げ。
・サツマイモのクリームスープ
こちらはランチ時にいただいたもの。いろいろなサツマイモを取り寄せ、試行錯誤して厳選。茨城県産の甘みの強いものだけを使っています。甘みが強いといっても、舌にまとわりつくような甘さではなく、野菜本来の爽やかな甘み。ガイドがこのレストランをぜひ紹介したい!と思ったきっかけの料理でもある、オススメ品です。
次ページからのコースの中では「海老のクリームスープ」もご紹介していますが、こちらも極上品。お客様からの要望が多く、スープは持ち帰りでも販売していますが、ガイドはお店で食べた方がおいしいと感じました。これだけ繊細なスープ。ただ温めるだけでも、ひとつ火加減を間違えると味を損なってしまうからです。
スープというシンプルなものを、これほど「料理」として昇華させたレストランはかつてありません。それは、丁寧に、そして根気良く作ることでのみ、生まれる味。その姿勢はもちろん、ほかの料理にも生きているのです。
では、夜のコースを次ページからご紹介しましょう