北新地に誕生したフランス料理「グランシャン」

店名の「グラン・シャン」とは「グラン→太」「シャン→田」という風に、太田シェフの苗字をフランス語にしたものです。

店名の「グラン・シャン」とは「グラン→太」「シャン→田」という風に、太田シェフの苗字をフランス語にしたものです。

大阪「北新地」。その中心部とも言えるのが「堂島アバンザ」と「ANAクラウンプラザホテル大阪」のある通りが交差する堂島一丁目の横Y字道路。このとても便利な通りに面したビルの3階に昨年6月、突如として綺羅星のようなフランス料理店が誕生したのです。その名は「グラン シャン(Grand champs)」。

ロートレック

壁にロートレックの版画が飾られています

エレベーターか階段で3階まで昇ってすぐのところに、その入口はあります。店内はジャズヴォーカルが静かに流れ、茶色のウッド・パネルの壁にロートレックの版画が掛かる落ち着きのある空間。座席はL字型の9席だけの木製カウンターのみで、そのカウンターから見える厨房は潔く「すべて見せます」と言わんばかりの料理人の聖域となっています。

パン

パンは「パンデュース」から

ほとんどの料理をお一人で作られるシェフは太田浩さん。長野県のご出身でまだ30代半ばですが、南仏のカンヌの北にあるムージャン村の高名なレストラン「ムーラン・ド・ムージャン(Le Moulin de Mougins)」で長く修行され、さらにアヌシーのレストランやパリのロブションでも料理の幅を広げられ、ロンドンのコヴェント・ガーデンの南仏料理レストランでも活躍されていました。そして計8年のヨーロッパ修行後に帰国され、念願の自分の店を持たれたのが、ここ北新地だったというわけです。

スタッフは太田シェフと、自らも料理人であるサービス担当の岩田さんのお二人だけ。カウンターで待つ客の視線を一身に受けながら黙々とかつ流れるように調理される太田シェフと、それを支えるように柔らかな笑顔で応対される岩田さん。以心伝心のチームワークが心地良い空気を醸し出して、料理を待つ身の食欲をそそります。

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