素材にこだわったお料理がたっぷりで満足
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二見産スズキのポワレ シャンパーニュソース 鬼アサリ、ホッキ貝を添えて |
魚料理には、本日市場よりのお魚料理 シェフスタイルとして、二見産スズキのポワレ シャンパーニュソース 鬼アサリ、ホッキ貝を添えて。スズキは二見産しか使わないというシェフのこだわりで選ばれた良素材は、焼き加減も完璧。皮目にフォークを入れると「パリッ!」という音がするんです。昔、「美味なるものには音がある」というCMで話題になった、ウインナーがありましたが、この魚にも音があります。もちろん、これも美味。身はほくほくとジューシーで、噛んだときにあふれ出るうまみで至福のひととき。付け合せの国産の鬼アサリは身も大きく、栄養もうまみもたっぷり。すべての素材にこだわったお料理なのです。
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茨城産クー・ド・ヴォー(仔牛テール)とキャベツのブレゼ エシャロット・ヴィネガーソース |
肉料理は500円を追加して、茨城産クー・ド・ヴォー(仔牛テール)とキャベツのブレゼ エシャロット・ヴィネガーソース。魚まで食べた時点で結構おなかいっぱいなのですが、更に骨付きお肉の塊が3つ。やっぱり女性だとメイン1皿でいいと思います。このとき出されるカトラリーは切れ味の良さで有名なラギオール。でも、ナイフなんていらない、フォークだけで十分なほどハラリと身がほぐれるお肉は、ぷるぷるでゼラチン質たっぷり。コラーゲンと共に煮込まれたお肉とソースが渾然一体のお料理です。
改めて見直せば、ここまでの料理では素材の組み合わせや料理法、珍しい食材などで奇をてらっている訳ではありません。しかし、選び抜かれた食材や盛り付けにこだわり、食感や味のアクセントまで気遣われた料理は、どんな方でも楽しめると思います。
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夕張メロンのジュレとライチのシャーベット |
デザートの前に、アヴァンデセール。こちらは夜のみ出てきます。お昼でも実質アラカルトの料理が食べられますが、アミューズ素材の質など、夜はより贅沢になります。この日は、夕張メロンのジュレとライチのシャーベット。鮮やかなオレンジ色で、どこまでも甘いメロンのジュレと、さわやかな酸味のライチシャーベットが見事なコントラストを生んで、口直しにぴったり。
次ページではくつろぎのデザートタイムをご紹介します。