『神様』の隣人は
クールな表情のビゾ氏 |
栽培の方針などを尋ねると、「リュット・レゾネ(薬剤は最低限に抑える)ですよ」と言葉少なに語る。12月に澱引き(熟成して沈殿物が出たワインを別な樽に移して澄ませる)した「ヴォーヌ・ロマネ2006年」は、少し酸味の効いたチェリーやラズベリーの果実味があり、香り高く、そしてとても滑らかだ。
ヴォーヌの村にある畑『レ・ジャシェ(Les Jachees)』2006年は、さらにとてもエレガントで透明感のある果実味を感じる。どちらもまだ若いワインだが、強すぎることなくよく調和している。「平坦な石灰質土壌の畑で、ワインにはボタンの花のような香りがある」とはビゾー氏の説明である。
あのアンヌさんのワインも>>