ワイン/ワイン産地と生産者のレポート

シャネルを着てブドウ畑へ:ルロワ(5ページ目)

ブルゴーニュではロマネ・コンティと双璧をなす生産者がルロワ。当主のラルー・ビーズ・ルロワ氏と12種のワインを利く至福の試飲会。彼女がなぜ超一流のワインを造れるのかを探る!

執筆者:橋本 伸彦

何十年もの熟成を経て

「何十年も瓶熟成したワインを見て欲しかったのです」というルロワ氏。確かにブルゴーニュで半世紀までの熟成を見せるワインは少ない。だが数年から十年ほどの若いワインもみな、果実味をはじめとして味わいの自然なバランスが良い。やはり、天才的なワイン造りとしか言いようがない。除梗(ブドウの軸のような部分を除く)やろ過をしないなど伝統的な醸造を守るだけでなく、ビオディナミのようにメンタルな部分も含めて見事なバランスを取っているのだ。

試飲の際に開けられたボトルが勢揃い。壮観である。

彼女はぶどうの樹を、自分の子供のように世話している。たとえば4月からは蔓を剪定しないで伸ばし、互いに編み合わせて上へ上へと育てているのだという。あまり見かけない方針だが、彼女はこれがベストだと確信している。「ぶどうの樹はディオニソスの息子、大地の娘なのよ。太りすぎの女性ではなくて、スリムなレディに育てるのです」 我々に文句などあろうはずがない。彼女のこうした直感から、今回見たような素晴らしいワインが造られているのだから。

関連サイト


 ■ 高島屋オンライン: ルロワのワインを販売している高島屋のサイト
 ■ グッドリブ: ルロワのワインを輸入する、高島屋の子会社
 ■ ドメーヌ・ルロワ(英語・フランス語): 本文中のワイン生産者サイト

  • 前のページへ
  • 1
  • 3
  • 4
  • 5
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます