ルロワの白を4本
白ワインもかなり大きめのグラスで供される。同じヴィンテージから3種、そしてルロワ社とは別にルロワ氏が個人所有するドメーヌ・ドーヴネからのワインである。ドーヴネのワインはルロワのドメーヌものにも増して希少で、ワインショップに並んでいるのを見ることもあまりない。ルロワのワインは味わいが他のワインと一線を画すが、価格も別格といったところか。9. ブルゴーニュ白 1997年
10. シャサーニュ・モンラッシェ 一級畑モルジョ 1997年
11. コルトン・シャルルマーニュ （特級畑） 1997年
12. ムルソー レ・ナルヴォ 2001年 （ドメーヌ・ドーヴネ）
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9番はすべすべとした滑らかさやさっぱりとした鉱物質な感じ、新鮮な花や熟した果実味などが上品にまとまっている。10番は風味がリッチで、ブリオッシュやトーストを連想する。11番は長熟型のワインでかなりパワフルなのだが、赤で感じたような自然体の調和があって、すでに優しく味覚を愉しませてくれる。最後のワインはさすがにまだ若いが意外と香りがくっきりしており、スケールの大きさを感じる。このワインは「ほんの小さなバラのつぼみ。花開いたらきっと花火のようでしょう」というルロワ氏のコメントであった。
長熟で滑らか。風味の秘密は…>>
