上手に保管するコツ
開けて飲むだけなら簡単だが… |
まず、ボトルをそっと扱うことだ。飲む前に振ったりすると、せっかく落ち着いていた味が変わってしまう。冷やして飲むものは、前日くらいから冷蔵庫に入れて冷やしながら、静かに休ませておくといいだろう。スパークリングの場合は、持ち運んだばかりだと開けた時に泡があふれるので、しばらく静かに冷やすべきだ。光に透かして沈殿物のあるものは、一晩~数日間ボトルを立てておいて澱をビン底に沈ませる。
飲みごろ温度の原則
おなじワインも、温度が違うとがらりと風味が変わる。「赤は室温」だからといってぬる過ぎたり、香り高い白を氷で冷やし過ぎたり、というケースが多い。ワインのタイプ別に憶えやすい5℃ずつに区切り「冷蔵庫をどう使うか?」と共に表にしてみた。これでも面倒という人は、せめてひんやりさせてから。反対に「大ざっぱな表では納得いかない」という人は、温度計を片手に適温を追求していただきたい。