景徳鎮の青花が引き立つセッティング。
今年は1月31日に開幕となったテーブルウェア・フェスティバル。目玉のひとつとなる特集は「世界のブルー ~青の系譜~」で、中国元代に景徳鎮で創られた磁器をはじめ、日本や世界の青の食器を一同に展示しています。また、「華やぎの食卓 ~シルバーウェアの世界~」、「華やぎの食卓 ~ガラス&クリスタルの世界~」、各界著名人によるテーブルセッティングなど、会場となっている東京ドームが食卓を彩る魅力であふれています。

世界のブルー ~青の系譜~

世界中の窯に影響を与えた景徳鎮の磁器。
漢の時代から陶磁器がつくられ世界中の陶磁器に大きな影響を及ぼした景徳鎮。元代(1279~1368)に白磁にコバルトで描く青花(せいか)を完成させ、その影響は日本の伊万里焼や有田焼、ドイツのマイセンなど世界に広く及びました。青花は、日本では染付と呼ばれ、酸化コバルトを主成分とする青色顔料である呉須で下絵付けし、その上から透明の釉薬をかけて焼成します。

リチャード ジノリが表現する青の世界。
展示は景徳鎮を代表する作家 黄輝氏の作品に始まり、日本の有田焼、伊万里焼、鍋島焼、九谷焼、さらにチェコのカールスバード、フランスのジアン、イタリアのリチャード ジノリなどの青の世界が繰り広げられています。

海を表現したテーブルセッティング レイノー

レイノーの「クリストバル」というシリーズ。大西洋岸に面したパナマ運河の港の名前から付けられました。
サンゴ模様があしらわれた食器を用いて海の中を表現したというセッティング。海は海でも荒波の立たない静かな海がイメージできるようです。ティーポット、クリーマーのハンドルはサンゴのようにかたどられるなど細部にまでこだわりが見られます。


ピンクのバラでいっぱいに包まれた空間 ノリタケ

やわらかいデザインのアフロディーテ。
ピンク色のローズ柄はアフロディーテと名付けられています。ギリシャ神話の愛と美の女神アフロディーテにちなみ気品が感じられます。ティーセットとして用いるとテーブルが一層華やぎそうです。