紅茶/紅茶関連情報

トワイニング 英国紅茶の香りを愉しむ会

英国紅茶についてのお話や、味覚の秋のスイーツと味わう香り高い紅茶のティータイムをレポート。

桑原 珠玉

執筆者:桑原 珠玉

紅茶ガイド

10月30日 東京 銀座にあるレストラン「アイコニック」で開かれたトワイニングジャパン主催の「英国紅茶の香りを愉しむ会」からレポートします。『英国はおいしい』で知られる林望先生、ソムリエでもある女優の川島なお美さん、ティーブレンダーの熊崎俊太郎氏が、紅茶の香りやそれぞれの紅茶の愉しみ方について語られました。
創業300年のトワイニング。現在は世界115カ国で飲まれています。

19世紀に開発された伝統の味 アール・グレイ


ベルガモットが香る「アール・グレイ」。
トワイニングは創業300年以上の英国では最も歴史のある紅茶会社。数々の香り高いブレンドを送り出し、現在は世界115カ国で飲まれています。
なかでも「アール・グレイ」は、19世紀ヴィクトリア朝の繁栄期における英国で、トワイニング社4代目のリチャード・トワイニングの時代に開発された伝統的な味。


紅茶を入れるのは男性的な仕事!?


林望先生(写真左)と川島なお美さん(写真右)。
林先生と川島なお美さんによるトークセッションでは、英国紅茶をこよなく愛する林先生が自らの紅茶生活を紹介されたり、英国人と紅茶についてお話されました。林先生は寝る前に紅茶を飲んでも眠れないということはないほど、いつも紅茶とともに過ごしておられるそう。
イギリス人は寝起きに飲む習慣があり、主人が紅茶を入れて奥さんに持ってくるという習慣については、「ヴィクトリア朝時代は使用人がもってきていたが、現代は実質の使用人である亭主が持ってくる。」とお話される林先生も奥様に紅茶を入れられるそうです。「紅茶は女性のイメージが強いですが、紅茶を入れるのは結構男性的な仕事ですよ。紅茶は沸いているお湯で入れるから、熱いお湯は危険だし、力も要りますからね。」川島さんは、「それってすごく贅沢ですよね。」ととても興味深げで感心しているご様子でした。
  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます