紅茶/ティールーム・カフェ

ティサネリア銀座(2ページ目)

東京・銀座にあるハーブなどを用いて香りと薬効で癒しや健康維持を提案するティーサロンをご紹介します。

桑原 珠玉

執筆者:桑原 珠玉

紅茶ガイド

ティーポットで出されるテ・ラッテ・ディ・ローザはカップ2杯分。1,470円。
ティーポット(ティーカップ2杯分)をいれるのに用いられる茶葉は12g。水と牛乳を150mlずつ鍋に入れ、沸騰直前に茶葉を加えて30秒ほど加熱。その後ティーポットに入れて3分間浸出させます。テーブルに届いたティーをすぐにいただけるように時間を見て運ばれてきます。

ティサネリア銀座では麦飯石のティーカップが用いられています。ティースプーンで10~15回かき混ぜることでカップのお茶がまろやかになるのです。まずスプーンでかき混ぜないで注ぎたてのお茶を飲んでみたあと、かき混ぜて飲むとその違いが理解できます。スプーンで15回ほどかき混ぜてから飲んだお茶は、確かにとろんとした感じになり、口の中で膜をつくるように広がってくるようです。

癒しの春茶
ビタミンCで美肌へ近づくために「ティサーナ・ディ・エレナ」


甘酸っぱいティーとハニーの相性がバッチリ。
また、現在は「癒しの春茶」として3種類のオリジナルティーが用意されています。その中でも注目は、暖かさに目覚めた肌にビタミンCを与え美しさを保つために考えられた「ティサーナ・ディ・エレナ」。エレナとはギリシア神話に出てくる一番美しいともいわれる女神の名から付けられています。

ローズピンク、ローズヒップ、ピーチメルバ、リコリスを鉄観音にブレンド。肌荒れ、便秘、疲労を改善する効果を期待できるようです。鉄観音は発酵が抑えられたものを使用し、ピーチの甘酸っぱさとほどよく溶け合っているようです。蒸らし時間は約6分。ハーブエキスを十分に出してからティーカップに注いでいただきます。砂時計がすべて下りてちょうど6分となるように用意されます。

左はオレンジのハニー。右はロードデンドロンというツツジ科の花のハニー。
いずれのティーにもスプーン1杯のハニーが一緒に出されます。ティーに入れて混ぜてしまうのではなく、ハニーを少しずつ口に含みながらティーと交互にいただくのがおすすめ。ティーに混ぜてしまってはハニー、ティーそれぞれの良さが失われてしまい、特にハニーは65度以上になると栄養が損なわれてしまうそうです。リンデン、マロン、メラータ、ユーカリなどそれぞれ異なる香り、味、効能をもったハニー。サロンでは注文されたティーや季節なども考えて相乗効果が期待できるハニーをセレクトして出してくれるので、どんなハニーが出されるかももお楽しみのひとつですね。

「癒しの春茶」 
ティサーナ・ディ・エレナ 1,260円。
ティサーナ・デル・ヴェント
(カモミール、ネトル、エルダーフラワー、レモングラス、ペパーミント、エキナセア、ローズレッドのブレンド)1,260円。
ティサーナ・デッラ・カルマ
(レモンバーベナ、レモンバーム、ラベンダー、オレンジピール、スペアミント、アップルビーツのブレンド)1,260円。
ゴールデン・ウィーク明けまで提供されるそうです。

■ティサネリア銀座
東京都中央区銀座6-9-5 ギンザ・コマツビル3階
Tel: 03-3572-4604
Open: 11:00~20:00 (年中無休)

■関連リンク:サンタ・マリア・ノヴェッラ
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※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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