発酵
通常は発酵室にいれて高温、高湿度の条件におき発酵させます。機械を使わないで行う場合は、ぬれタオルにくるんだ茶葉を日の当たるところに1時間くらい置くという方法でも良いそうです。


乾燥
発酵を終えた茶葉は、発酵がさらに進まないように100℃程度の熱風にあて、その後60%℃程度の熱風でこげないように乾燥させます。手作りでは、フライパンで軽く加熱して発酵を止めた後、電子レンジで乾燥させて作ります。


さて、手作り参加者が竹ざるの上で揉んで転がした茶葉がどうなるかというと、研究所の方々のおかげで、揉捻作業した茶葉を仕上げて後日送ってくれるといううれしいお話がありました。研究所で発酵させ、乾燥させ仕上げられた茶葉が2日後には手元に届けられました。


届けられた出来立ての茶葉、その香りは、これまで紅茶で感じられたことのないくらいフレッシュな香りで、茶葉の色は烏龍茶に近い強い茶褐色をしていました。


やはり改良を重ねて作られた最新システムで作られる紅茶に味や香りで勝ることは無いのではないかと自分の紅茶に高い期待をかけず、入れてみました。

すると力強さには欠けるものの、香りがやわらかく、マイルドな喉越し。紅茶らしい渋みが足りないけれど香りは紅茶らしくとても満足のいくものに出来上がっていました。なんといっても自分の紅茶だと思うと誇らしげに誰かにプレゼントしてみたくなるから不思議ですね。

今回は紅茶できるまでを手作業で行う方法を中心にご紹介しました。

■協力: 野菜茶業研究所 佐波 哲次氏
■写真提供・撮影協力: 野菜茶業研究所
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