ライオンゲートへ向かう道

富の象徴を表すライオン像がたつゲート。
ヴィクトリアンスタイルのカーペット状植え込みを進むと2頭のライオン像と重厚なアイアンゲートに到着。アイアンゲートを支える柱の上にどっしりと座っている松ぼっくりはウェルカムの気持ちを表します。イングランドの紋であるバラのデコラティブな門を通ると美しいイングリッシュガーデンが広がり、突き当たりに女神像のある広い空間が見えます。


イギリスのガーデン伝統の粋が散りばめられた
アンディ&ウィリアムス ボタニックガーデン

ウィンザーティールームの2階から眺めるガーデン。
群馬県太田市、アンディ&ウィリアムス ボタニックガーデンは、イギリス人ガーデナーのアンディ・マクルーラ氏とウィリアム・ウルフ氏の2人が手がけた本格的イングリッシュガーデンです。構想から5年かけてオープンしたのが2002年4月3日。そしてオープンから5年が過ぎ、さらに熟成された庭園は、四季折々の、時刻の移り変わりによる変化を楽しむことが出来ます。

ガーデンを一望できるようにつくられた建物はウィンザーティールーム。これをマナーハウスにみたて、マナーハウスのなかのガーデンというコンセプトで展開される22のテーマガーデンと自然の趣に添って作られたウッドランドが広がります。

独り占めしたくなるシークレットガーデン

家庭安定を意味する鳩小屋。ダブコートガーデンの中心に鳩小屋がそびえます。
ゲートを抜けてすぐ左には鳩小屋が目に飛び込んできます。そこは鳩小屋を中心にして、幾何学的に成形されたダブコートガーデン。そして、ハーブガーデンとウィンザーティールームの間にあるシークレットガーデンは、今はバラのアーチが美しすぎるほどに目立つけれど、木の柵に囲まれ、本当は目立たせたくない場所なのかもしれません。

中は湿気を帯びて植物がたっぷりと呼吸していると感じられます。小さな池とバラや花々のアーチをひとつずつくぐって花の匂いをかいだり、バラの蜜を吸う蜂に出合ったり。ここはきっと誰もが自分ひとりになりたいと思わせるような場所です。

シークレットガーデンの入り口から。



ニオイヒバの迷路

ベルリンガーメイズのゴールについて鐘を鳴らしましょう。
ニオイヒバがたくさん植えられているところはメイズ(迷路)。ニオイヒバの木と木の間から入って迷路がスタートします。行き止まりにはかわいい天使が合図をくれます。“祈りの井戸”の鐘にたどり着けばゴールです。子どもたちはとても楽しそうに迷路を駆け回り、ゴールについて鐘を鳴らす音がカーン、カーンと響いてきます。


四季の色を見事に表現した芸術的なローズガーデン

ベニバナトキワマンサクがローズガーデンの背景となってバラや女神たちを一層引き立てます。
5月から6月中旬にかけて見頃を迎えるバラの咲くローズガーデン。4体の女神は春、夏、秋、冬を表します。その女神たちを守るように97種類のバラが配置されています。バラが最高に映えるように、背景には紅色をしたベニバナトキワマンサクを植栽し、ローズガーデンの中心にあるベンチに座れば美術館にいて芸術を鑑賞するようです。ベンチを少しずつ移動してそこから見える異なったバラを堪能できるように設計されています。ローズガーデンに伸びるバラのアーチはラバーズウォーク(恋人たちの散歩道)と呼ばれ、ロマンチックです。