パンの保存のしかた
1cm厚にスライスしたバゲットを皿の上に重ねると、食事中の断面の乾燥を防げる |
「残ったバゲットは紙に包んで、パン屋さんの名前、日付などを書いて ビニール袋に入れて吸引し、保存袋に入れて冷凍します。専用ストローで吸って、真空に近い状態にします。人さまにはお見せできませんが」
吸引とは、初めて知りました。そして、食べるときには 「焼き戻したら温かいうちに食べないと固くなってしまいます。私はゆっくり食べるほうなので、焦って食べたくないので、自然解凍でそのまま食べます」とのこと。
おいしく食べる方法の追求は徹底していて、理にかなっている。そこには渡邉さんのパンへの深い愛情が感じられました。
お鍋の残り野菜を使う、パンと合うレシピ
今回のイベントは渡邉さんのお話の他にもうひとつ、ベジタブル&フルーツマイスターの坂口もとこさんによるプチ講座がありました。前の晩のお鍋の残り野菜を朝食に!というもの。白菜も調味料によってはパンに合うものになるのです。ポイントはマヨネーズに練乳をちょっと加えること。クリーミーにまろやかに仕上がるということでした。 「作る、教えるだけでなく、野菜やパンが大好きと言う気持ちを大切にしていきたい」と坂口さん。白菜、ニンジン、リンゴ、水菜のサラダはさっぱりしていて、たっぷり野菜が摂れそうです。
ジュニア・パンアドバイザー&野菜ソムリエの坂口もとこさん | 白菜のクリーミーサラダ |
日本パンアドバイザー協会の特徴
日本パンアドバイザー協会の特徴は、食のプロとして多彩な経歴を持つ講師陣により、パンそのものだけでなく、パンまわりの食についての知識もいろいろ得られるところにありそうです。受講者の中にも坂口さんのように、野菜ソムリエの人が多いそうです。パンを学び、愉しむ人たちが増えているのを感じます。協会では3月上旬にはバージョンアップした初級(ジュニア・パンアドバイザー)講座を開講予定とのこと。受講やイベントの一般参加に関しては、下記、日本パンアドバイザー協会の公式サイトをご覧ください。
【関連サイト】 日本パンアドバイザー協会
【パンまわりの資格に関する記事、その他】
パンのコーディネーターになろう!(日本パンコーディネーター協会)