ラ クロシェットのスイートなパン
黒ゴマとドライパイナップルの入ったフランスパン生地に、蜂蜜で甘味をつけたサワークリームが合う「スティックパイン」、プレーンとラムレーズン入り2種類の「ミルクフランス」は、フランスパンと濃厚なクリームがほど良いバランスです。「ペアコロネ」は食いしん坊の視覚を魅了します。カスタードクリームとチョコクリームが両方食べられる嬉しいコロネです。
店名がついた「クロシェット」は生クリーム入りのミニあんパン。冷やしていただきます。
スティックパイン(210円) | ミルクフランス(150円)ラムレーズンフランス(200円) |
ペアコロネ(150円) | クロシェット(105円) |
チーズ系のパン、ドライフルーツのパン
お昼頃、チーズやハム、オリーブなどを使ったパンが次々に焼きあがります。フォカッチャやナン風のパン、エダムチーズをまぶしただけのシンプルな味わいのチーズボールなど、柔らかいのに適度な弾力のある生地は、マッシュポテトを練りこんでいるそうです。ドライトマトの酸味、胡椒のきいたハムや自家製カレーのスパイシーさはこれからの暑い季節によさそうです。バゲット(210円)、ペッパーシンケンとチーズのおつまみフランス(150円)、タンドリーチキンとカレーのナン風(180円)。 |
ドライトマトとオリーブのフォカッチャ(180円) | チーズボール(70円) |
フランスパン生地にドライフルーツや栗がたっぷりごろごろと入った「リュスティック」(栗、蜜リンゴ各180円)や「アンズのぱん」「イチジクのぱん」はチーズと合わせてもよさそうですが、そのままでもOKです。
アンズのぱん、イチジクのぱん(各210円) |
ラ クロシェットの普通
パンをつくる人も食べる人も多様化している今、「普通」の定義も人によってさまざまです。ラ クロシェットの「普通」とは何だろう、と考えながら取材をしていました。
鈴木さんの好きな食パン、菓子パン。そして焼きたてのフォカッチャも、ほの甘いテーブルロールも、気がつくと食べ終わっている感じ。それはお茶碗のごはんの感覚に近いものかもしれない、と思いました。
そんなラ クロシェットの「普通」を求める人たちで、お昼時のお店は賑わっていました。