パン/パン屋さん取材レポート(東日本)

ムッシュソレイユ【西荻窪】

オープンから12年。ムッシュソレイユはいつも変わらずそこにあるパンやお菓子を目指して買いに来る地元の人たちでいつも賑わっています。パン職人であり、料理人、菓子職人の腕も持つ竹内勉さんを取材しました。

清水 美穂子

執筆者:清水 美穂子

パンガイド

いつものパンとお菓子

西荻窪駅前の喧騒を離れ、小さなギャラリーや飲食店がひっそりと立ち並ぶ道を歩くこと10数分。静かな住宅街にムッシュソレイユはあります。

オープンした12年前から品揃えがほとんど変わらないのは、いつものお客さんたちそれぞれに、お気に入りの「いつものパン」があって、それを目指して訪れるからのようです。

いつも変わらずそこにあるパンやお菓子。ガイドはこの店の食パンと焼き菓子が好きです。食パンは特に、ミミのしっかりとした角食パンの、午後に焼きあがる小さいサイズが気にいっています。角食パンにはハード系のパンに使う小麦粉をブレンドし、ヒキのあるクラム、ハードなクラストをつくっているのだそうです。

焼き菓子はなんといっても渋皮栗入りのマロンパイ。そして普段のおやつにカヌレやメレンゲを目指して買いにいくことが多いかもしれません。ここはパティスリー(お菓子屋さん)でもあるのです。

日常的に食べたいベーシックなパンが揃う。
角食山食(普通サイズ)ともに一斤336円、半分420円、一本840円。
カヌレ(105円)はフランス伝統の地方菓子。外はカリっとして中はラム酒香るしっとりしたたまご色の生地。左はパン、正面はサンドイッチとお惣菜、右手奥は生菓子、右手前はヴィエノワズリ系と料理パン。
次のページはムッシュソレイユのシェフ、竹内勉さんをご紹介します。
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