ラ・フーガスのパン
ラ・フーガスのパンをご紹介しましょう。
まずはショウケースの中に並ぶ季節のデニッシュ。デニッシュ類はこちらの店に移ってからバージョンアップして層が多くなったといいます。
「あんずのデニッシュ」はアーモンドスポンジとカスタードが少しずつ入っていて、上にドライアプリコットの蜂蜜煮が乗っています。 「バイエルン」はハーブソーセージ、ザワークラウト入り。トッピングはスイスのグリエールチーズ。スイーツ系も惣菜系も、サクサクとした食感のデニッシュの層が秀逸です。
あんずのデニッシュ(220円)、りんごカスター(200円) | ショコラ(180円)、洋梨のデニッシュ(220円) |
ヴィエノワ(180円) | くるみボール120円 |
チョココロネ(140円) | バイエルン(300円)写真は半カット |
「ヴィエノワ」は砂糖控えめのパンオレ風の生地。さくっと歯切れがいい生地の中に、コクのあるミルククリームがサンドされています。
ジャガイモを練りこんで、しっとりとした食感を愉しませてくれる「くるみパン」はプチサイズ「くるみボール」もおすすめ。プチはきび砂糖がトッピングされています。
久美子さんおすすめの「チョココロネ」はただのチョココロネにあらず。やさしい味わいのコロネに自家製のチョコクリームがつまっています。
最後になってしまいましたが、前のページの写真にあるバゲット、バタール(280円)、中種法で焼かれるパンドミ(280円)は、ごくありふれたパンかもしれませんが、シンプルであるがゆえ高度な職人技が生きています。こんなパンを日常に買うことができたら幸せ、というようなパンです。
ところで、店名でもある木の葉型のパン、「フーガス」が以前はあったのに、こちらにはありません。尋ねると現在考え中のようで……。そう、新しいラ・フーガスのパンはひとつひとつ、よくよく考えた上でつくられているのでした。
ラ・フーガスは再出発したばかり。今後この地で、どんなパンが焼かれていくのか、次回訪れるときの窓の外の景色とともに、とても楽しみです。
■ラ・フーガス
所在地:東京都あきる野市草花3492-183
TEL:042-569-6369
営業時間:8:30~18:00
定休日:火曜
福生駅からバスで西草花下車 3分
地図:Yahoo!地図情報