W+hausのおいしいパンたち
どれもこれもおいしいのですが、なかでもガイドが特に気に入ったパンをご紹介します。最初に、レーズンのパン。
左:レーズンボール 右:ぶどうぱん(各126円) |
レザン(1.05円/g 計り売り)上の写真、中のもので800~900円くらい。 |
「ぶどうぱん」に70%使っているオーガニックのレーズンは、ラム酒に漬けていないので、香りが際立ちすぎず、ナチュラルでありながらその甘さは濃密です。ふんわりしっとりとしたパン生地も、なんともいえないおいしさです。
「レーズンボール」はそのバリエーションで、角切りチーズ入りです。なんということはないパンに見えて、甘味と塩味のバランスが絶妙です。
「レザン」は「ぶどうぱん」生地をフランスパン生地で包んだもの。また別の食感が味わえます。
白いちじくのスティック(200円) | 木の葉さん(105円) |
渡邉さんは全粒パンの生地が好きで、いろいろなパンに仕上げていますが、このクレセントロールもそうです。「木の葉さん」というパンはザラメをつけた全粒生地の平パンで、クラッカーのような食感。形にも魅了されます。
「何か食べよう、と思うとき、手にとってもらえるパンをつくりたい」という渡邉さん。これらがまさに、わたしにとってのそういうパンとなりました。
渡邉さんからのメッセージ
「パン生地じたいのおいしさを愉しんでいただけるよう、いろいろな大きさ、形のパンを揃えました。あとはご自分でひと手間を加えて、おいしく召し上がっていただけたらと思います」皆さんなら何とあわせて食べたいですか。どんなひと手間を加えますか。
W+hausのパンはそのままでもいいけれど、自分の好きなものをつけたり挟んだりする楽しみを邪魔をしない、やさしい味わいです。
11月で4周年を迎えるW+haus。いくつもの夢を実現してきた渡邉さんは、いままた新たな夢を温め中なのだそうで、楽しみです。これからも取材を続けていきたいと思います。
■ベッカライ W+haus(ダブルハウス)
所在地:相模原市上鶴間本町5-9-19
TEL:042-854-8041
営業時間:10:30~18:00頃
定休日:土・日・月曜、祭日
JR町田駅より10分
地図:Yahoo!地図情報
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設計の仕事からパン職人に。お子さんを育てながらベッカライW+hausを開業した渡邉幸子さんの夢実現の物語。