ポワンエリーニュのパンポワンエリーニュのパンの紹介の続きです。細長いあんパン、アンビザー(180円)、カソナードやグラニュー糖をまぶしたパン、シュクセ(120円)。ガレット(200円~280円)という平パンは、ほうれん草と生ベーコンのカレー、生ハムとくるみのムース、トマトのコンフィチュール、ヘーゼルナッツクリームなど、さまざまな具を包んで焼いてあります。 香りも食感もそのかたちも、ほかの店にはないパンが並んでいるので、選ぶのに迷ってしまうかもしれません。
もしもパンに枠があるのなら、その枠を超えるパンがたくさんある印象。食べてみなくてはわからない、一般論で語れないパンは料理人淺野さんのの発想から生まれるパンだからかもしれません。その発想をかたちにするパン職人は小野嶋浩二さんを始めとするスタッフたち。 「小麦粉のふすまや胚芽など、全部を使ってしっかりいいものをつくりたい」という淺野さん。 軽いけれどコクのあるクロワッサンや胚芽のパン、契約農場のプレミアム小麦を使用した国産の完全無農薬のパンなど、見た目は素朴ながら味わい深いパンは、オフィスのランチ需要だけでなくて家庭に持って帰るパンとしてもよさそうです。
さて、ほの暗い照明、スタイリッシュな店内でパンを選んでいると、どのパンもお酒に合うような気がしてきます。ちょっと飲みたくなったら、売り場を抜けて奥に行くとバルがあります。 次のページは バル ア パンのお話です。 |