パンに合わせるワインと6種類のチーズ
今回もセミナーの後はミニブッフェで懇親会となりました。親交を深めながらチーズとパンの相性など、意欲的に試してみる参加者は皆楽しそう。ほんとうに良い会です。
本日のチーズはすべてAOC。一人では買いにくいものをラインナップ。コンテ(左)、シャウルス(右) |
ブルー ド ジェックス(左奥)、ルブロション・フェルミエ(手前左)、モンドール(右)、リヴァロ(その奥) |
チーズの説明を簡単にします。
インペリアルボトルはパーティに華やぎをそえる
モンドールAOC 8月15日~3月15日に製造。 モミの木の樹皮で巻いて棚の上で熟成させる。
ブルー ド ジェックスAOC もっちりした白い生地にマーブル状青カビ。 木の実のようなコクがある。
リヴァロAOC ノルマンディーを代表するウォッシュ。
シャウルスAOC シャンパーニュ地方の草を食べた牛の濃厚なチーズ。 まろやかなノワゼットの香り。
ルブロション・フェルミエAOC 再び絞ると言う意味を持つチーズ。夏から初冬が旬。
バゲットやクルミのリュスティックに、これらのチーズは大変よく合いました。
おいしいパンの背景にあるもの
今年結成された クラブ ド サントノーレのセミナーも4回目。今後も製パン技術やレシピよりも、 それがつくられる「背景」や、その人の「生きかた」を 見て、聞いて、感じてもらうセミナーを開催していく予定だそうです。松原祐吉さんに、わたしは昨年『おいしいパン屋さんのつくりかた』の取材でお世話になり、さまざまな話を伺っていましたが、柴田さんのお話を伺ったのは初めてでした。その話の中で「日々小さい目標を達成しながら その積み重ねで仕事を続けていけたら」と言われていたことが特に心に響きました。
パン屋さんになりたい、と思う人は多いと思いますが、ここまで頑張ることができる人はどれほどいることでしょう。その頑張りも、ただ闇雲に突き進むものではなく、常に冷静に考えて行動しているところが、魅力的でした。
松原さんも柴田さんも、今後の活躍が期待されます。取材を続けていきたいと思います。
クラブ ド サントノーレに関するお問い合わせは氏名、店名(会社名)明記の上
クラブ ド サントノーレまで。(クリックするとメールフォームが立ち上がります。
尚、セミナーの参加は製造販売、企画開発等に携わるパン業界の女性に限定されていますことをご了承ください。)
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