パン/パン業界情報、イベント

チーズとパンを愉しむ会2【ドンク丸の内】(3ページ目)

フェルミエの本間るみ子氏、クープ・デュ・モンド日本代表として活躍したドンクの岡田重雄氏、菊谷尚宏氏が案内するフランスチーズとパンとワインの会の第二回目。ロワール地方のチーズを中心に味わいました。

清水 美穂子

執筆者:清水 美穂子

パンガイド

フワス デ ラブレとリュスティック

このイベントのおみやげのパンは、今回のために特別につくられたフワス デ ラブレと人気の定番のリュスティックでした。フワス デ ラブレ。前のページにも少し書きましたが、サプライズのあるパンでした。


フワス デ ラブレ。見た目はハード系カンパーニュのような感じですが・・・

フワス デ ラブレは一種のブリオッシュ。 触れておどろく柔らかさ。

まずおどろくのは、ハード系の外観を裏切るようなソフトな食感。これはブリオッシュの一種なのです。黄色い生地は卵やバターのほかに、サフランが入っているからです。口に入れるとオレンジフラワーウォーターとベルガモットの香りを感じます。ワインやチーズと楽しめる、ソフトなパンです。(販売されていないのが残念ですが高級素材を使っているため、普段販売するには高価になってしまうのだそう。)

数年前からいわゆる「フランスパン」好きの人の心をとらえ続けているのがリュスティック。素朴な、田舎の、という名のとおりのプレーンなパンだけに職人技が生きます。パリっと薄いクラスト、しっとりと半透明なクラムがとろけるような味わいの素晴らしいパンです。


パン・リュスティック。成形せず切り分けたまま発酵させ焼成したパン。生地には美しい気泡がありみずみずしい。ドンク各店で販売。

ドンク丸の内店情報:ワールドカップ観戦メニュー

一昨年にOPENしたドンク丸の内店はおいしいパンとともに朝食から料理とお酒をゆっくり愉しめる夕食まで丸の内の人々のライフスタイルに合わせたサーヴィスが人気です。

6月1日~7月9日にはサッカーワールドカップ開催に合わせ、ドイツパン、ハム、ソーセージとビールの特別メニュー、DQオリジナルサポータープレート(1500円)が登場します。日本代表戦の行われる6月12、18、22日は完全予約制で、大型モニターでの試合観戦も楽しめます。
ドンクでは本物の美味、こだわりのイベントを今後も開催していく予定。「チーズで巡るフランスの旅」は年4回シリーズで第一回はパリ周辺、今回はロワール地方でした。 次は7月に予定されています。新情報はドンクのホームページをご覧ください。

■ブーランジュリー・カフェ・バール ドンク丸の内

千代田区丸の内2-1-1
明治安田生命ビル丸の内マイプラザB2
TEL:03-5219-5482

営業時間
平日8:00~23:00(バールは17:00~)
土11:00~17:00
日曜・祝日定休

東京メトロ千代田線二重橋駅3番出口より直結。
三田線日比谷駅B7出口より徒歩3分
地図:Yahoo!地図情報

ドンクのホームページ
http://www.donq.co.jp/
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※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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