バゲットコンクール結果発表グランプリを受賞したのは パン工房フルニエの 坂田隆敏さん。おめでとうございます!
■グランプリ 坂田 隆敏さん(パン工房フルニエ 大阪府和泉市) ■ 準グランプリ 森野 繁さん (株式会社進々堂 京都府京都市) ■審査員特別賞 鈴木 純一郎 さん (株式会社東京ポンパドウル) 高江 直樹 さん (東京製菓学校) 目黒 誠一 さん (株式会社モンタボー) わたしはすばらしい様子のバゲットを撮影しながら、 審査の大変さを思っていました。最終審査に残った人たちのレヴェルはとても高く 甲乙つけがたかったそうです。 ちなみに前のページのバゲットの写真は、グランプリを受賞した坂田さんの作品です。 鳥越製粉の山下義治会長は「どれもすばらしく、選考が大変でした。 あらためて日本のブーランジェの技術の高さを認識しました。 盛大なコンクールになりました。今後一層のご活躍をお祈りいたします。」と述べられました。 アミカルの会副会長のユベール シロンさんも、日本の若いブーランジェの技術を高く評価していました。 バゲットが愛される理由、その特別な味はどこからくるのかについて彼は 3つの要素をあげました。 1、シンプルな材料、小麦粉、水、酵母。砂糖と油が存在しないのは大切なこと 2、製法のノウハウ。ゆっくり段階を経てつくりあげる仕事 3、たくさんの時間によって生み出されるアロマ 「長い間守られてきたこうした要素は、カルベル先生が遺した財産です。 これだけおいしいバゲットの普及は、先生の生涯をかけた仕事が実をむすんだことでもあります。 本日の賞はレシピだけによって与えられたものではないと思います。 それは日々養ってきた感覚と情熱で勝ち取ったということではないでしょうか。」シロンさんは言いました。
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