フォートナム・アンド・メイソンの食パンたち

開店当初の10月現在揃っているパンをご紹介します。

食パンはイーストではなく自家製のホップ種で作られます。
すりおろしたりんごや茹でたジャガイモの酵母を培養する際に、防腐作用のあるホップを加えたものがホップ種となります。15時間以上の時間をかけて発酵するパン生地からは素材の旨味が引き出されます。

イギリス山食(525円)
一番スタンダードな食パンはイギリス山食です。厚切りにすればもっちり感が楽しめ、薄切りでトーストすればサクっとしたイギリス的なトーストになります。

蜂蜜が20%とたっぷり使われているのはイギリス山食(蜂蜜)。ほんのりとした蜂蜜の甘味が特徴です。至福のバタートーストが出来上がります。

高級なフォートナム・アンド・メイソンのなかでも最高級の食パンはロイヤルローフ。イタリアのマスカルポーネチーズがふんだんに使用された、香り高いリッチなパンです。
蜂蜜入りのイギリス山食(525円)
他には、フォートナム・アンド・メイソンのアールグレイクラシックを使ったイギリス山食(紅茶)、表面にローストしたアーモンドがまぶされたシナモンブレッド、ワインを水のかわりに使ったルヴァンリキッドで発酵させたリッチな生地のレーズンブレッドなどがあります。

これら山食はローフと呼ばれ、蓋のついた型で焼かれる角食はティンブレッドと呼ばれます。

ティンブレッドは白と茶の2種類。これはティールームでもサンドウィッチに使われています。茶色のほうはカラメルの色で酸味はありません。
ロイヤルローフ(1050円)
今後予定されているのはオレンジコンフィブレッド、コーニッシュサフランケーキ(サフランやレーズンの入ったリッチな配合の食パン)、ローストライフレークや発芽させたライ麦入りの山食。

パンをプロデュースした志賀シェフは、その個性を酵母や従来の作り方を変えることで発揮させます。例えば自家製酵母のパンを低温でゆっくりと培養することで、酵母の活動は抑えられますが、そこから何かパンを美味しくするものを引き出すことができるかもしれないと、日々研究されているのでした。

さて、店に行かれたら気づかれると思いますが、もうひとつ個性の主張があります。 それは形。食パンの型はすべてオーダーメイドなのでした。

コテージパン

ルヴァンリキッドを使った昔ながらのカンパーニュのようなパン、それがこのコテージパンです。石臼挽き粉の入った中身の生地は柔らかく、ほのかな酸味があります。

コテージパン(ホールで1260円。1/2、1/4もあり。)


次のページではスコーンとその他のパンをご紹介します。