年に1度、在日カナダ大使館、全日本司厨士協会、そしてカナダ小麦局の共催で行われるカナダ産食材を使った料理コンテスト。 11回目になる今年は、10月8日にカナダ大使館にて表彰式が開催されました。 カナダ大使館 カナダは長年、日本市場に様々な食材の他、パンのための良質な原料小麦を供給しています。4年前からは、このコンテストに食パンを対象としたベーカリ-部門が設けられました。 早速レポートしていきましょう。 ■ベーカリー部門応募条件■ 今年は2つのセクションに分けて行われました。 A-セクション カナダ産小麦が50%以上入った小麦粉(カナダ産デュラム小麦粉を混ぜても可)を使って製作された食パンで、カナダ産小麦の風味、味が生かされている作品。 B-セクション 小麦以外に他の穀類を自由に使った食パン。 但し小麦粉を含む全穀類の50%以上がカナダ産でなければならない。 作品の形態、焼き型の使用は自由。 食パンとして作品1個の重量は半ポンド( 225グラム )以上とする。 未発表で商品価値が優れていること。 応募は1名につき各セクション1作品。 第1次審査は作品写真とレシピ、第2次審査は作品製作及び試食。 ■応募資格■ ホールセール、リテイルべーカリー及び製パン関連会社 ( 製粉、油脂、イースト、機械メーカー等 )、ホテル、レストラン等でパン製造に携わる人、パン作りに興味のある消費者。 第1次選考に合格した皆さん A-セクションの優勝は 株式会社神戸屋の斉藤健二さん B-セクションの優勝は シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルの布施修さんでした。 準優勝、特別賞も発表されました。 写真は左からマッケンジー・クラグストンカナダ大使館公使、斉藤さん、布施さん、カナダ小麦局ジェネラルマネージャー、デビッド・B・岩浅氏 次のページから受賞6作品をご紹介します。 1 授賞式 2 A-セクション受賞作品 3 B-セクション受賞作品 |