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最終審査と結果発表をパンを中心にレポート キリクリームチーズコンクール

キリクリームチーズコンクールでは昨年からベーカリー部門も開設されました。第4回目にあたる今年、70ものパンの作品の応募がありました。その中から選ばれた5作品と結果発表をご紹介します。

清水 美穂子

執筆者:清水 美穂子

パンガイド

2003年8月5日に第4回キリクリームチーズコンクールが開催されました。
クリームチーズの輸入を始めて20周年を記念して始まったこのコンクール、昨年からベーカリー部門も開設され、募集部門は生菓子、焼き菓子、ベーカリー、アシェットの4部門になっています。

■応募条件■
1:キリ クリームチーズの使用量がキリを含めた総重量(生地、中種、飾り等すべての原材料の合計)の20%以上であること。
2:作品は未発表のもの(今後発売あるいは発表予定のものでもかまいません)、またはこの半年以内に新商品として発売されたものあるいは新メニューとして発表されたもの。
3:制限時間以内で製作できるものであること。

■応募資格■
お菓子に携わる全てのプロフェッショナル。
(洋・和菓子職人、パン職人、料理人など)
応募点数は各部門で2作品まで。

 

今年は応募総数503作品と昨年を100ほど上回りました。そこから第一次審査(書類審査)で選出された20作品が8月5日に日本菓子専門学校において、最終審査されました。
ベーカリー部門は応募総数70作品(65名)より選ばれた5作品が最終審査に。昨年は44作品(37名)といいますから、今年は本当に多くのパン職人の方がこのコンクールに挑んだのですね。
限られた時間でその素材を最大限に生かす作品を作るという時、発酵させなくてはならないパンは最も大変だと思いました。


キリ・ハーブブレッド・ルスティック風

ベーカリー部門賞を獲得したのは東京製菓学校(新宿区)の根本将博さん。作品名は「キリ・ハーブブレッド・ルスティック風」。
鮮やかなターメリックの生地がチーズを際立たせるパンでした。ドライバジル、ハーブ入り岩塩の入ったバジルチーズシートとパプリカチーズシートが巻き込まれていました。

 
ベーカリー部門の皆さんと根本さん

次のページではその他のパン作品及び最優秀賞と金賞をご紹介します。
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